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ISBN 10 : 4622095688
Content Description
13世紀、チンギス・ハンの下にユーラシア大陸を席捲したモンゴル帝国。現在の中国からイラン、中央アジア、ロシアにまで拡大し、各地の民族・言語・宗教を包摂してグローバル化の先駆をなした史上最大の陸上帝国の実態とはいかなるものだったのか? ペルシア語史書『集史』から最新の古気候データに至る各史・試料を踏まえ、統一期から分裂をへて終焉を迎えるまでを、〈移動〉と〈環境〉を軸に「複眼の思考」で読み解く新研究。
【著者紹介】
諌早庸一 : 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任准教授。文化交流や環境史の観点から、モンゴル帝国をアフロ・ユーラシア規模で捉えることを志向している。2011年東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学、2015年博士(学術)。博士課程在学中にテヘラン大学科学史研究所に留学し、博士号取得後はヘブライ大学にて欧州研究会議のプロジェクト「モンゴル帝国期ユーラシアにおける移動・帝国・文化接触」のフェローとなる。現在はActa Slavica Iaponicaの編集長およびAnnales.Histoire,Sciences Socialesの海外担当を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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