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問題解決大全

読書猿

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894517806
ISBN 10 : 4894517809
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan

Content Description

学生から学者、作家、ビジネスマンまで絶賛!ロングセラー『アイデア大全』の著者による待望の2作目。

未来を作る知恵と方法の道具箱
目標達成/工程の最適化/複数意見の集約/不安の解消/
迷いのない決断/脱・三日坊主/悪癖を直す/家族問題の解決…
本書ではビジネスはもちろん、日常の問題や個人的な悩みまで、
ありとあらゆる困難に突破口を開き、自身の自由の範囲を拡張するための手法が、
次の2つの分野に分けて紹介されている。

【リニアな問題解決】
直線的な因果性を基礎に置く問題解決法。
因果関係を直線的に遡り、たどり着いた究極原因を除去・変化させることで、
結果を変え、問題を解決する。

【サーキュラーな問題解決】
鶏と卵の関係のように、原因と結果の関係がループしている場合に用いる問題解決法。
究極原因の除去・変化ではなく、問題へ対する認知を変えることで、
悪循環に変化をもたらし、間接的に問題を変える。

いずれも単独で用いることも、それぞれを互いに埋め込んで新たな問題解決法として運用することもできる。
つまり〈方法を生み出す方法〉も詰め込めこまれた本書は、まさに問題解決法の道具箱である。


解説する技法一覧
本書では問題解決や創造性研究に関わる心理学研究やビジネスの実践はもとより、
哲学、宗教、神話、歴史、経済学、人類学、数学、物理学、生物学、看護学、
計算機科学、品質管理、文学などに由来する37の技法をまとめている。

01 100年ルール/02 ニーバーの仕分け/03 ノミナル・グループ・プロセス/
04 キャメロット/05 佐藤の問題構造図式/06 ティンバーゲンの4つの問い/
07 ロジック・ツリー/08 特性要因図/09 文献調査/
10 力まかせ探索/11 フェルミ推定/12 マインドマップ(R)/
13 ブレインライティング/14 コンセプトマップ/15 KJ法/
16 お山の大将/17 フランクリンの功罪表/18 機会費用/
19 ケプナー・トリゴーの決定分析/20 ぐずぐず主義克服シート/21 過程決定計画図/
22 オデュッセウスの鎖/23 行動デザインシート/24 セルフモニタリング/
25 問題解決のタイムライン/26 フロイドの解き直し/27 ミラクル・クエスチョン/
28 推論の梯子/29 リフレーミング/30 問題への相談/
31 現状分析ツリー/32 因果ループ図/33 スケーリング・クエスチョン/
34 エスノグラフィー/35 二重傾聴/36 ピレネーの地図/37 症状処方

問題解決の技術はノウハウ以上のものである。
むしろ既存のノウハウでは歯が立たない状況でこそ、問題解決は要請されるといえる。
それまで取り組まれたことのない新しい問題や、旧知ではあるが有効な手立てが見つかっていない難問に対して、既存の解決策がないからこそ、これまでにない解決策を発見し実現する問題解決の技術が必要となる。
――著者「まえがき」より

目次
まえがき――問題解決を学ぶことは意志の力を学ぶこと
本書の構成について

第T部 リニアな問題解決
第1章 問題の認知
第2章 解決策の探求
第3章 解決策の実行
第4章 結果の吟味

第U部 サーキュラーな問題解決
第5章 問題の認知
第6章 解決策の探求
第7章 解決策の実行
問題解決史年表
索引

【著者紹介】
読書猿 : 正体不明、博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊まで紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゼロ

    問題解決をするために37のツールが書かれています。レシピ→サンプル→レビューと順序立てをしているので理解もしやすい。幅広く問題解決の方法が書いてあるが、あくまでも表層的な部分であるため、本質を理解するにはより学んでいく必要がありそう。気になったのは「ニーバーの仕分け」「佐藤の問題構造図式」「ケプナー・トリゴーの決定分析」「過程決定計画図」「フロイドの解き直し」「推論の梯子」「問題への相談」「ピレネーの地図」「症状処方」です。全体的な感想としては、自分の認知を信じすぎるなってことですね。

  • booklight

    【拾い読み】『問題解決大全』を読んでも問題解決しないのはどうしたらいいんだろう(サーキュラーな問題)。問題解決の人文書として歴史、概略を説明。レシピ、サンプル、レビューを載せている。「人文書」のせいか、解説の抽象度が高めで、理解がしにくい(設定読者の能力に達していないか?)。とは言え問題整理とその解決法のサンプルとして心強い。問題解決を14のステップに分けてあるが、解の探索は5つしかなくのが印象的。問題を見つける、もしくは解決を実行する方にも問題があるのだなとわかる。解決法への習熟度も必要なんだろうな。

  • ミライ

    問題解決の37フレームワークが解説された一冊。「マインドマップ」「フェルミ推定」といったメジャーなものから、「お山の大将」「ぐずぐず主義克服シート」といったあまり知られていないフレームワークもありつつ面白かった。日常的な問題解決〜大規模の課題まで含むので、すぐに使える手法もあるが、何度か実践しないと使えない手法も多い。ライフハック的なものが好きな人にはオススメの一冊。

  • すーさん

    あらゆる問題解決の手法を参考文献から引用しながら詳述した本。37の問題解決手法が紹介されている。ビジネスを起こすときや日常での仕事、精神的なものまで。問題が分からないという、問題の解決手法まで載っている。セルフマネジメントまでにも使える名著。

  • Yuma Usui

    問題解決のツールを4つのステップに分けて37個紹介した一冊。1.問題の認知 2.解決策の探索 3.解決策の実行 4.結果の吟味 として、各ステップごとに先人の研究成果をリファレンスに説明している。原因から結果が現れる「リニアな問題」と原因と結果が循環する「サーキュラーな問題」の2種類に分けて解決技法を説明している点で有用性が高いと感じた。個人的に「05 佐藤の問題構造図式」と「21 過程決定計画図」が使い慣れると強力だと感じられたので早速使っていきたい。

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