ドンナビアンカ 新潮文庫

誉田哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101308739
ISBN 10 : 410130873X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
446p;16

内容詳細

虫けら同然の人生で、初めて落ちた本気の恋。それは俺に心からの幸福と、地獄を招いた―。大手外食企業役員と店長が誘拐された。練馬署強行犯係の魚住久江は、一課時代の腐れ縁・金本らと捜査に召集される。だが身代金受渡しは失敗、切断された体の一部が送りつけられる。やがて捜査線上に浮かんだのは、一人の中国人女性。一課復帰を拒み所轄を生きる女刑事が事件の真相を追う!

【著者紹介】
誉田哲也 : 1969(昭和44)年、東京生れ。学習院大学卒業。2002(平成14)年、『妖の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。’03年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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意味深なタイトルは気にせず読み始め、しだ...

投稿日:2021/07/06 (火)

意味深なタイトルは気にせず読み始め、しだいに物語にグイグイ引き込まれました。悲しく、切ない内容でしたが、誉田ワールドに炊き込まれるきっかけになりました。

ハイドアウト さん | 山形県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yunemo さん

    ドンナビアンカ、イタリア語なんですね。真っ白なピュアな女性ですか。馬鹿馬鹿しいほどの、狂言誘拐事件とピュアな恋愛模様、なんだかしっくりせぬまま最後まで、というのが本音です。でも、「ドルチェ」で知った「魚住久江」という人物像にいろんな場面で共感でき、気持ちの揺れ動きがそのまま伝わってきます。人の気持ちの読み方が心地よく、周りの同僚との絡みも、この年齢だからこそできる術。誰かに手を引かれるより自分の足できちんと歩く、こんな生き方が身につく年齢。だからこそその疲れを癒してくれる存在が必要。この心情吐露に本筋が。

  • モルク さん

    女刑事魚住久江と一課時代の腐れ縁金本との金魚コンビ「ドルチェ」の続編。外食企業役員副島と店長村瀬が誘拐され身代金が要求される。その捜査にあたる金魚コンビ。村瀬側のパートと魚住側が交互に進む。副島の愛人瑶子こと楊白瑶と村瀬の擬装結婚、それ以前からの村瀬の瑶子への想い、そして純愛。さらに副島の最低な男ぶり…そして魚住の女性ならではの視点が物語に光をあてる。今回は警察小説というよりは恋愛小説。瑶子と村瀬、この二人の未来が明るいものでありますように。

  • 修一朗 さん

    「白い女」ってなんだ,魚住さんのことか? となんとも的外れな思い込みから読み始めて,途中でタイトルの意味が分かったら,こっちのストーリィがメインか、と普通の警察小説だと思っていたのに切ないラブストーリに変貌だ。まっすぐな純愛物語と警察捜査が交錯しながら徐々に近づいて最後にはすんなり繋がる展開が巧い。途中ちょっとだけ「人が死なない決まりじゃなかったっけ?」と不安になったけど、優しく事件は解決したし最後まで温かい文章だった。穏やかな気持ちで読了できて満足。

  • やな さん

    村瀬が無事でよかった(´◡`๑)幸せになってほしいな〜

  • H!deking さん

    面白かった〜!短編集はちょっと物足りない感じがしたけど、長編はやっぱり面白い。村瀬パートと久江パートが交互に進んでいき、最後交差するときには涙が出そうになった。なかなかの良作!

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人物・団体紹介

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誉田哲也

1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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