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たとえば孤独という名の?

Tetsuya Honda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163920436
ISBN 10 : 4163920439
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

「……俺はいつからハメられてたんだ?」

〈姫川玲子シリーズ〉〈ジウシリーズ〉を手掛ける警察小説の名手の新境地は、1話ごとに真相が反転する、慟哭の【警察×スパイ】ミステリー。

◇◇◇

 警視庁公安部の佐島はある日、被疑者取調べに駆り出された。大学時代の友人・稲澤が、勤務先の女性部下・矢代を殺害した容疑をかけられていたのだ。被害者はなぜか、二人が学生時代に共に恋焦がれた女性・綾と瓜二つだった。

 容疑を否認しつつ稲澤は言う。

「矢代は中国のスパイだったんじゃないか」

 取調べを終え部屋を出ると、そこには特捜幹部が顔を揃えていた。彼らは1枚の紙を佐島に突きつけた――いったい、何がどうなっているんだ?

◇◇◇

1話ごとに視点人物が移り変わり、それによって明らかになってゆく事実。
事実が事実を揺るがし、真相は煙雨のなかに彷徨う。
ラストに辿り着いたとき、あなたの頰に流れるのは、涙か、雨粒か――。

◇◇◇

――私に残ったのは、あの人だけだった。
  だからこそ、赦せなかった。

【著者紹介】
誉田哲也 : 1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。2002年に『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • igaiga

    割と好き。話が中国でタイムリー過ぎ、一瞬「あれ?この本昨日書いた?」と思ったくらい。誉田さんの思想全開というワケでもなく、公安と刑事の繋がり&騙しあいモロモロ。1話目で話が終わったかと思いきや、繋がってて、真相が二転三転するあたりも面白かった。

  • 久々の誉田哲也の警察小説かな。中国のスパイの前に余りに無力な日本だが、やっと変わりそうになってきたので期待もしたいところ。実にタイムリーな話だった。

  • saraka

    ☆3.5中国の話がタイムリー過ぎて驚いた。

  • ponta

    著者お得意の警察小説。中国が問題となっている今日この頃だが、中国からのスパイが登場するこの物語はなかなかアグレッシブだ。警察組織の細部の書き込みも著者の特徴が発揮されてて面白い。現在の緊迫した情勢から見るとちょっと無邪気にも感じるが、題材としてはリアルに感じた。いくつかの視点から重なって描かれる方式になっているが、謎解きはそれなりに面白く満足いくものであった。

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