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降り積もる光の粒 文春文庫

Mitsuyo Kakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167908584
ISBN 10 : 4167908581
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan

Content Description

旅好きだけど、旅慣れない。そんな姿勢で出会う人や出来事。三陸からインド、アフリカ、ヨーロッパ。旅にまつわる珠玉のエッセイ。

 

【著者紹介】
角田光代 : 1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞を受賞。03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞、同年『紙の月』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    第1から3章までは「旅」や「トランヴェール」等に書かれた旅に関するショートエッセイを集めたもの。そうした紀行雑誌の中のコラムとして読む限りは気にならないが、こうして集積してみると、ややマンネリ感は否めない。もっとも、それは著者の責任の範疇にはないが。それに比して第4章収録の「アフリカ」、「インド」、「パキスタン」は考察も加えられた本格的なエッセイ。ただし、デジャビューかも知れないが、既読感あり。『世界中で迷子になって』でも他誌に掲載したエッセイを平気で重複させているので、これも疑われる。

  • masa@レビューお休み中

    胸がキュンとする。でも恋の持つ胸キュンではない。もっと身近で、誰もがわかる普遍的な感情なのである。故郷を思い出して懐かしくなったり、身近な人を大切に思う気持ちだったり、昔の出来事が湧き出して切なくなったり…。忘れていた感情が溢れかえってチリチリ胸が痛くなってしまうんです。旅をするということは、角田さんが言うように小さな光の粒を自身に降り積もらせることなのかもしれない。キラキラした光の粒子は、一度浴びてしまうと病みつきになってしまう。抜け出せない、その人だけの魅力があるのだろう。

  • 佐島楓

    なぜ人は旅をするのだろう。いくつもの面倒を乗り越えて、とんでもなく遠い、言葉が通じず見たこともない風景の場所を目指すのだろう。その答えのひとつが、この本の中にある。

  • 優希

    20歳頃からアクティブに旅をしていたのですね。ひとり旅を楽しんでいるようですが、自分には怖くて無理です。行ってみたい国は多々あれど、ビビリなので。旅は家族旅行でないと難しいです。

  • Eee

    ただの旅行のエッセイではない。 もちろん私的な旅の話もあるが、世界中の女性問題や災害地への旅も記されている。 また、若かりしあの日に感じた旅と今の旅との乖離についても触れられている。 今も昔も共通するのは旅が好きであることと 旅から離れられないことだ。 私も貧乏旅行をするし、貧乏旅行でも短期間でも 非日常を感じ、何かを得ることができる 社会人となり、学生の時と旅の形式が変わるかもしれないが いつまでも真っ白な心で新たな世界を見たいと感じた

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