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アジアで朝食 アンソロジー(仮)文春文庫

Mitsuyo Kakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167922139
ISBN 10 : 4167922134
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

台湾出身だと語る風変わりな青年、探偵屋に漂うルーロー飯の香り、動けなくなったあの日に作った一皿、生まれ育った香港を離れた彼女の迷い、異国の地でひっそりと暮らす男性に打ち明けた思い、夢に出てきた愛猫に呼ばれた街でふいに蘇った懐かしい記憶…。人気女性作家6人による、心に沁みる珠玉のアジアン・アンソロジー。

【著者紹介】
中島京子 : 1964年東京都生まれ。『小さいおうち』『長いお別れ』

桜庭一樹 : 1971年島根県生まれ。『赤朽葉家の伝説』『私の男』

島本理生 : 1983年東京都生まれ。『夏の裁断』『ファーストラヴ』

大島真寿美 : 1962年愛知県生まれ。『ピエタ』『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』

宮下奈都 : 1967年福井県生まれ。『田舎の紳士服店のモデルの妻』『羊と鋼の森』

角田光代 : 1967年神奈川県生まれ。『対岸の彼女』『八日目の蝉』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    6人の人気女性作家による競作。編集部が『いつか、アジアの街角で』を旗印に「オール読物」に書いてもらったのだろうか。だとすれば、アジアに関係があれば何でも結構ですといったくらいの相当に緩やかな縛りだったのだろう。タイトルをそのまま遵守しているのは、宮下奈都「石を拾う」と角田光代「猫はじっとしていない」くらいだ。中島京子は小説としてはともかく、題はお義理程度。桜庭一樹の文体は同人誌レベル。他は及第点ではあるが、残念ながら期待に沿うほどではなかったと思う。いっそ、縛りをきつくした方がいい作品が集まったのでは。

  • Karl Heintz Schneider

    看板に偽りあり!「アジアの街角」と謳っておきながら、舞台となるのは台湾と香港の各一話ずつ。それ以外は舞台が日本だった。確かに日本もアジアではあるけれど・・・。「隣に座ったのが運命の始まり」という中島京子さんの話は面白かったし、「猫がゴツンと頭をぶつけてくる」という角田光代さんの話も面白かった。「アジアの街角」というタイトルでなければ、もっと素直に楽しめたのかなと思う。

  • 星群

    まず、なんと言っても、この果物たっぷりのかき氷に惹きつけられます。作家さんは、私のなかではすっかり顔馴染みの方ばかり。アジア色の濃淡はあったけれど、どの作家さんも楽しめました。あえてオススメをあげるとするなら、島本さんの『停止する春』が、今の私にはしっくりくるかな。もう少し暑さが残ってる頃に読めば、臨場感を味わえたかなと思うのが残念なところ。

  • きょん

    台湾と香港にまつわるアンソロジー。どちらの国にも行ったことがないしあまり興味もなかったけれど、台湾の暑い空気の中でマンゴーかき氷食べてみたいし猫の街にも行ってみたい。大島真寿美さん「チャーチャンテン」角田光代さん「猫はじっとしていない」がよかった。

  • piro

    アジアに纏わるアンソロジー6編。意外とアジア各地が舞台のお話は少なめで、日本での各地の人達との交流の話が多かったです。だから「いつか…」なのかな?大島さんの『チャーチャンテン』は変わりゆく香港を背景に、少しずつ距離を縮めるケリーと奈美子の様子にじんわり。昔の香港、行ってみたかったなぁ。角田さんの『猫はじっとしていない』は猫愛、台湾愛に溢れた一編。やはり一番行ってみたいのは台湾です!猫村(猴硐)も面白そう。

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