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人間の証明 勾留226日と私の生存権について

角川歴彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784898155882
ISBN 10 : 489815588X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「これは憲法と国連に訴えなければだめですよ」弘中弁護士に励まされて私は「人質司法違憲訴訟」を起こすことに決めた。冤罪を招く司法の闇を広く知ってもらうための公共訴訟である。また同時に国祭人権機構にも呼びかけていく。国内外の世論に訴えることで立ちはだかる厚い壁を動かしたい。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • TakaUP48

    五輪汚職は国策捜査か?メディアの取材を受けたことが逮捕のきっかけ?226日の拘留での非情な特捜部の調べ、不安と不備の医療体制!小菅病・コロナ・昏倒・肺炎、検査で慶応病院に入院し命を繋ぐ。「生きてはここをでられない」との声を聞く。保釈直後、佐藤優氏から「自分が自分の弁護士になれ」との言葉。筆者の闘いは、刑事事件の無罪獲得!被疑者・被告人の人権を蹂躙する拷問とも呼べる非人道性、違法性のある「人質司法」をこの世から抹殺すること!マスメディアによる犯人視報道も問題。人質司法違憲の「公共訴訟」と国連への訴えを叫ぶ!

  • 竹園和明

    堅実な経営手腕で角川書店を救ったと言われる春樹の弟•歴彦氏。東京五輪のスポンサー契約の贈賄容疑で逮捕され拷問同然の仕打ちを受け、この「人質司法」根絶を願い書き下ろしたのが本書。理路整然とした気品ある文体がさすがだ。有罪確定までは罪なき人として扱われるべき「無罪推定の原則」は蔑ろにされ、徹底的に自尊心を奪い精神を疲弊させ偽りの自供に追い込む検察の手口。それこそ犯罪ではないのか。国連からも繰り返し是正勧告を受けている検察の自白の強要。角川氏は国を相手取り人質司法違憲訴訟に打って出た。氏の闘いはこれからだ。

  • tosca

    東京五輪のスポンサー企業に選定されるため賄賂を渡した罪で逮捕され226日間拘留された角川氏、本書は無罪を訴えるためでは無く、日本の人質司法を無くさなければいけないという強い使命感から書かれたものだ。警察、検察、裁判所、拘置所、メディアが一体となり被疑者を追い込む人質司法は他人事ではなく誰にでも起こり得る。厚労省の村木さんや袴田さん、拘留中に命を亡くされた「大河原化工機」の相嶋さん、他にも多くの隠れた冤罪があるに違いない。長期間の拘束で非人間な扱いの下に自白を強要する人権後進国日本への氏の怒りが伝わってくる

  • ばんだねいっぺい

    皆、人の子であるのに、最適な環境も用意されないまま、結果だけを求められ、間違いは、厳正な処分となる。セカンド・チャンスはない。顧客満足は、先行して従業員満足が必要なように検察官が間違いを認められるよう、 組織の賞罰などの見直しや、正副たすき掛けのチームで支え合うかたちとなってほしい。切実に。人質司法は、終わらせないといけない。

  • のんぴ

    角川さんの人質司法提訴に全面的に賛同します。法改正して、国際的にも胸を張れるような、法治国家として人道的な取り調べをしていかなければいけないと、強く思います。

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