Product Details
ISBN 10 : 4000284894
Content Description
詩人の作品世界に沈潜し、その生と思想に共振する。テクストに改訂を加え、巻末に「定本解題」を収録する。
目次 : 序章 銀河と鉄道(りんごの中を走る汽車―反転について/ 標本と模型―時空について/ 銀河の鉄道―媒体について/ 『銀河鉄道の夜』の構造―宮沢賢治の四つの象限)/ 第1章 自我という罪(黒い男と黒い雲―自我はひとつの現象である/ 眼の赤い鷺―自我はひとつの関係である/ 家の業―自我はひとつの矛盾である/ 修羅―明晰な倫理)/ 第2章 焼身幻想(ZYPRESSENつきぬけるもの―世界にたいして垂直に立つ/ よだかの星とさそりの火―存在のカタルシス/ マジェラン星雲―さそりの火はなにを照らすのか/ 梢の鳴る場所―自己犠牲の彼方)/ 第3章 存在の祭りの中へ(修羅と春―存在という新鮮な奇蹟/ 向うの祭り―自我の口笛/ “にんげんの壊れるとき”―ナワールとトナール/ 銀河という自己―いちめんの人生)/ 第4章 舞い下りる翼(法華経・国柱会・農学校・地人協会―詩のかなたの詩へ/ 百万疋のねずみたち―生活の鑢/生活の罠/ 一一月三日の手帳―装備目録/ マグノリアの谷―現在が永遠である)/ 補章 風景が離陸するとき―シャイアンの宮沢賢治(土性調査―空間する時間/ 天空の地質学―現在する過去/ 風景が離陸するとき―すきとおる世界/ 銀河の鉄道―賢治の現在せい/ シャイアンの宮沢賢治―普遍する土着)
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Shin
読了日:2013/01/05
takizawa
読了日:2012/07/21
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