異端者の快楽 幻冬舎文庫

見城徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344428553
ISBN 10 : 4344428552
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
357p;16

内容詳細

「年を取るとは、自分のセックスに忠実になることなのだ」―。カリスマ経営者として共同体の中心に身をおきながら、「異端者」である己との狭間で、精神の暗闘を繰り広げてきた見城徹。作家やミュージシャンなど、あらゆる才能と深い関係を切り結ぶことで得た官能的な体験とは。「個体」としてどう生きるかを改めて宣言した書き下ろしを収録。

目次 : 私的闘争の仁義―十年後の文庫版のための序章/ 異端者の祈り―序章/ エッセイ 暗闇のピエロ(執筆年二〇〇八年)/ 発言 狂気じみていればリスクをリスクと思わない(発言年二〇〇七年)/ 発言 圧倒的努力は岩をも通す(発言年二〇〇七年)/ 対談 表現は自己救済の営み―さだまさし(ミュージシャン・作家/対談年二〇〇八年)/ 対談 現代文学の炎―中上健次(小説家/対談年一九八七年)/ 対談 震える魂のありかを求めて―石原慎太郎(小説家/対談年二〇〇三年)/ 対談 青春のカオスと熱狂―藤田宜永(小説家/対談年二〇〇七年)/ 対談 面白いヤツと仕事してなんぼ―鈴木光司(小説家/対談年二〇〇一年)/ 対談 死ぬときに口にする言葉―内館牧子(脚本家/対談年二〇〇三年)/ 対談 最高の化学反応こそ仕事の醍醐味―田島照久(アートディレクター/対談年二〇〇七年)/ 対談 すべて表現は「色っぽく」あるべし―杉山恒太郎((株)電通常務取締役/対談年一九九八年)/ 対談 生きる価値とは、働く価値とは―熊谷正寿(GMOインターネット(株)代表取締役会長兼社長 グループ代表/対談年二〇〇八年)/ 発言 幻冬舎は現代の八文字屋か―聞き手篠原進(青山学院大学教授)中島隆(早稲田大学教授)橋本孝(笠間書院/発言年二〇〇六年)/ 発言 常識との戦い―発言年二〇〇七年/ エッセイ 焼き肉屋まで―執筆年一九八六年

【著者紹介】
見城徹 : 幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。75年、角川書店に入社。「野生時代」副編集長を経て、「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。93年、角川書店を退社し、幻冬舎を設立。25年間で24冊ものミリオンセラーを世に送り出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あすなろ さん

    見城氏の本は二冊目。本の造り手として、1人の人としてとても僕は魅力的に氏を感じているし、作家や歌手等との交流や仕事へも魅力を感じている。しかし、それらは圧倒的努力があるから。それにより想いを叶えて行く。加えて、やはり角川春樹氏の影響は大だと思う。過激故、物議を醸す時もあるのだろうが、目が離せない仕事と男というのはイイじゃないか! 当方もパワーを貰える。その他、読書好きには作家・本のビジネスへの書き込みが興味深く、音楽好きにも興味ある書き込みがある。対談も収録されていて、読み応えがある一冊。

  • ito さん

    自らを「異端者」と認め、正面から共同体(マジョリティ)に切り込む見城氏の対談や言葉をまとめたもの。常に圧倒的な熱量で才能(異能者)に切り込み、ひりつくような人間関係を築く。角川時代の作家と編集者との関係、尾崎豊との出会いと道ゆき、ベストセラーを生み出す数々の逸話などなど過去の著作での既視感があるが、あらためてその切なさに触れると、死を意識した生き方の重さを感じる。笑って死にたいから、金銭や地位に頼らない精神的報酬を求める。経営者として社会的存在でありながら、異端者(個体)として貪欲に生きる姿を堪能した。

  • aloha0307 さん

    会社という共同体のトップでありながら、私的闘争を続け自他共に認む”異端者”の最前線にいる見城さん ”マジョリティに流通する回路を探し出す二律背反”を凄まじい熱量&質量で生きている(己が恥ずかしくなってしまう)。自己嫌悪の無い人とは付き合えない...生身の人間の擦れ合い ムキ出しの真剣勝負⚡ 共同体から滑り落ちる個の内面を照らす&表現する...ここが核なのですね。幻冬舎未読の、郷さん”ダディ”、ユーミン”ルージュの伝言” これは読まねばなりません! 

  • あつ子🌼 さん

    好きなのだから仕方ない。アンチは永遠に沈黙すべし。

  • スプリント さん

    2019年5月。ツイッター騒動をみると、異端者を許容することができなかったようですね。 尾崎豊との関係が読みどころです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

見城徹

幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。初めて自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーに。75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て、「月刊カ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品