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ISBN 10 : 4044003939
Content Description
城といえば、領国支配の中心として城主が住む場所というイメージが強い。しかし、近世城郭の既成概念を排し、城の本質は軍事施設という観点から見直してみると、意外な事実が浮かび上がってくる。縄張り研究の手法を用い、戦国の城にまつわる5つの疑問を徹底論証。なぜ、多数の「山城」が築かれたのか。鉄炮の普及は城の構造にどのような影響を与えたのか…。千差万別の個性あふれる戦国のリアルに迫る、画期的城郭論。
目次 : 第1章 城を取る―攻めるか守るか/ 第2章 なぜ山城か―それぞれの事情/ 第3章 城主たちの亡霊―城の歴史がすり替わる/ 第4章 幻の館―リアリティーのない平板な図式/ 第5章 縄張りの迷宮―オンリーワンの個性たち/ 第6章 城と戦争―城の形を決定づける人の営み/ 第7章 鉄炮と城の「進化」―大きい・小さい・強い・弱い/ 第8章 城は何を守るか―築城者たちの本音/ 第9章 山から降りなかった城―近世城郭の成立を再考する
【著者紹介】
西股総生 : 1961年、北海道生まれ。城郭・戦国史研究家。学習院大学大学院史学専攻・博士前期課程修了。三鷹市遺跡調査会、(株)武蔵文化財研究所などをへて著述業。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で「戦国軍事考証」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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qwer0987
読了日:2024/08/08
zaku0087
読了日:2019/09/11
史縁
読了日:2025/11/21
しゅー
読了日:2021/08/08
aoko
読了日:2019/07/15
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