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双死相殺 腕貫探偵リバース

Yasuhiko Nishizawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408538891
ISBN 10 : 4408538892
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

衝動的に妻を殺害し茫然自失の夫は、自らの行動の謎を解明すべく「腕貫探偵」の元を訪れた‥。人気シリーズ最新刊!

【著者紹介】
西沢保彦 : 1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。95年に『解体諸因』でデビュー。2023年、小社刊行『異分子の彼女 腕貫探偵オンライン』収録「異分子の彼女」で第76回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • buchipanda3

    腕貫さんシリーズ、もう20周年なんだ。相変わらずだーりん(ユリエさんも)が切れっ切れの推理力を披露してくれて愉しめた。とにかく各篇とも読み終えると当初の構図からは想像がつかない絵面になっているのが面白い。無茶なと思いながらもテンポ良く繰り出される理詰め会話が心地良くて、この西澤節が堪らんね。初篇は不可解な鍵の件をひねり倒したくなりそうなのを逆に素直に活用。表題作は被害と加害の反転心理と衝動的と思える行動の裏にあった背景の伏線に唸らされた。中篇は建物と事件の物理的鏡像に対する内面的鏡像のズレが印象に残る。

  • aquamarine

    大好きな腕貫さんのシリーズだが、今作は腕貫色は薄め。ユリエさんが年上の友人の話から真相を紐解く短編、出張所で腕貫さんが相談にのる通常パターン、書き下ろしの中編の合計三つ。ラストの中編は、ある双子マンションの殺人事件を発端に3つの事件が交錯する。それぞれの事件の関係者も多いし、ほとんど会話のみで進む考察も氷見&水谷川の刑事コンビから始まって移動していくので、人物把握に気の抜けない一編だったが、ぎゅっと収束していく物語の運びは好き。シリーズ誕生20周年とのこと。シリーズ最初の頃を再読したくなった。

  • さっちゃん

    シリーズ最新作(何作目かもうわからない)。「すぺてその場の勢いで」「双死相殺」「此のすべて鏡像なる世界」の3編。/1話目はカフェでユリエさんが友人の話を聞いて推理するので腕貫さんは登場せず。2話目は従来通り市民サーヴィスとして出張所で相談に乗るスタイル。初期のようなグルメで役人ぽい腕貫さんが好きなので嬉しい。3話目の双子のような二棟のマンションで起こる過去の事件と現在の事件では、腕貫さんは最後にようやく登場。途中で登場人物がこんがらがってしまったけれど推理はお見事。次はどんな推理を披露してくれるか楽しみ。

  • hirokun

    ★2 腕貫探偵シリーズの最新版らしいが、私はこのシリーズ初読み。どうもこの作品との相性が悪いのか、最初の短編から躓き気味。何かドタバタ劇を見せられているかの様な印象。途中で撤退しようかと思ったが最後まで読了。私にとっては最後の中編が比較的読み易かった。

  • えも

    腕貫探偵シリーズも20年になるとのことで、あとがきにも、サザエさん時空に対する今後の見解も出てきます▼しかし、ほとんど会話文だけで犯人を特定する構造に加え、犯人の動機やら現場の状況が難解で、推理の後を追っていくことすら大変。現実味のない犯罪に対して、超絶技巧の論理を愉しむ、そうした方にお勧めの作品かと。

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