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西浦和也選集 迎賓館 竹書房怪談文庫

西浦和也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801928558
ISBN 10 : 4801928552
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

怪異と呪いを体現する人気怪談蒐集家・西浦和也が自身の怪談集より選りすぐった話に加筆等をしたベスト版第二弾。日航ジャンボ事故の救助に携わった自衛官が体験した切ない怪異「かわいいですね」、駅に勤める男が不思議に思っていたのは事務室にぶら下げられた紙の札。その意味がわかった時…「本日人身事故あり」、とある港町にある映画館で深夜、誰もいないのに映画が上映されるのは…「最後の映画」など。また約30年前の警備会社勤務時代に自身が体験し映画化もされた伝説的怪談「迎賓館」を書き下ろし完全版として初収録!

目次 : 獅子の兜/ タコピック/ 三階への階段/ 内線電話/ 常連客/ ひと間違い/ 本日人身事故あり/ ダメージ・ライター/ 無言電話/ かわいいですね〔ほか〕

【著者紹介】
西浦和也 : 不思議&怪談蒐集家。心霊番組「北野誠のおまえら行くな。」や怪談トークライブ、ゲーム、DVD等の企画も手掛ける。イラストレーターとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    表題作について。これはホラーを超えていました、色々な意味で。そして物語としての完成度がバカ高くもはや賞賛レベル。関係者の方々にはご愁傷様、そしてお疲れ様でした。幽霊との窓開けコントで捧腹絶倒させてくれ且つ、著者との夜の見回りでも神メンタルを見せてくれたS君よ、今頃どこかで成功しているのでしょうか?著者と再会し、あの頃について対談してほしい。

  • HANA

    実話怪談集。著者のベスト版としては二冊目。何故か著者の怪談を読んでいると「安定」という言葉が脳裏をよぎるのよね。震え上がるような話はないが、特に外れという話も無い。実話怪談として平均的な怖さがどの話にも満遍なく含まれている。どんな作家にも当たり外れがあるのを考えると、これって実は凄い事ではなかろうか。今回白眉とも言える著者自身が見聞きした「迎賓館・完全版」も霊らしきものが見えるだけという昨今の実話怪談では見向きもされない題材だが、著者の手にかかると安定した怖さを紡ぎだす。安心して怖がれる一冊であった。

  • ヒデキ

    西浦和也さんのベストもの 「迎賓館」のお話は、後日談もついて面白かったです ユーチューブでの語りを先に聞いていたので この本が出ると聞いてすぐに買ってしまいました。 西浦和也さんの語りが好きな私としては、 喜んで読みました。

  • ネムコ

    ちょうどYouTubeで西浦さんの警備員時代の話と迎賓館の話を聞いたところだったので思わず手に取ってしまった。グレードの高い短編が揃っていたが、正直に言うと「迎賓館」のパートはYouTubeで聞いた方が面白かった。白い和服の女の幽霊(?)が度々出る現場を、割増手当を目当てに引き受けたBさんが面白い。映像化されたのも観てみたいと思った。

  • かおりんご

    ホラー。「迎賓館」の完結編が記載されていることもあり手にする。お屋敷が、元住人だった老婦人たちの家の横に移転してきたことが、本当に驚き。お屋敷にも、何か念というか元持ち主に対する思慕のようなものがあるならば、これほどの怪異はない。西浦和也ワールドを堪能しました。

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