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建築について話してみよう 続

西沢立衛

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860730529
ISBN 10 : 4860730526
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「十和田市現代美術館」では通りと敷地と建物が連続した建ち方をし、「HOUSE A」では各々の部屋がずれながらつながり庭と融合し、「豊島美術館」では水滴のような建築形状が起伏する地形と調和する。『建築について話してみよう』に続く第二弾。進境著しい成果が凝集。

目次 : 新しい自然/ 十和田市現代美術館の設計思想/ 庭のような家/ 一体化する中と外/ 家具と建築についてのレクチャー/ 住宅にとってのディテールとは?/ オランダからニューヨーク、東京へ―海外のプロジェクトから10年(妹島和世/ 西沢立衛)/ 地域差を超えて―2010年プリツカー賞受賞インタビュー(妹島和世/ 西沢立衛)/ アート・建築・自然―三者の調和と連続/ 英語の話/ ル・コルビュジエ/ 新たな生のほうへ/ イマジネーションの大きさについて/ ベネチアの話/ ブラジルの思い出/ スタディについて/ ディティールについて/ 環境や現代の自然について/ 関係性について/ 震災のこと

【著者紹介】
西沢立衛 : 1966年東京生まれ。88年横浜国立大学工学部建築学科卒業。90年同大学院修士課程修了。同年妹島和世建築設計事務所入所。95年妹島和世とSANAA設立。97年西沢立衛建築設計事務所設立。2001年横浜国立大学大学院助教授。10年Y‐GSA(横浜国立大学大学院/建築都市スクール)教授。主な受賞:1998年日本建築学会賞作品賞(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーマルチメディア工房)。99年吉岡賞、2000年東京建築士会住宅建築賞金賞(ウィークエンドハウス)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • YM

    西沢さんの建築は見るだけでも十分おもしろいけれど、設計の概念を知った方がより楽しめる。それは説明書を読むようなものだ。新しい発明は見て触っただけでは分からない。西沢さんの建築には未来を感じる。だから節目に読みたくなる。僕は6年勤めたデザイン事務所を退職した。そして生まれ育った岡山に引っ越した。15年離れていたけれど、いつかはこの街でと思っていた。大切な人たちに支えられて、やっと帰ってくることができた。これからどんどん面白くなるはずだ。

  • アキ

    2010年SANAAとしてプリツカー賞を受賞した前後の評論集。建築とは何か?人間は裸では生きられない。環境を身にまといながら生きる生き物。建築は人間の生に深く関わっている。海外での仕事や建築を知るにつれ、東京の敷地単位で考える建築ではなく、環境を一つの単位として建築を考えてみる、人間の生に関わるすべてについての世界観が必要という考えに至る。表紙の水滴の様な豊島美術館はランドスケープと建築、アートで一つの単位となる存在を目指す。NYのニューミュージアム、十和田市現代美術館、HOUSE Aどれも解放的で魅力的

  • emi

    ニュースで初めて豊島美術館を見た時、?が随分たくさん頭に浮かんだ。真っ白な雫のような形、天井に大きく開けられた二つの穴。それが美術館だということに、正直、田舎の島になんだってこんな前衛的な美術館を作ったのかと少々鼻白んだ。けれど同時に、不思議と景観から浮いて見えるほどの特異な主張は感じないな、とも思った。それが西沢立衛さんの建築だと知らなかった頃の事だ。続編のこの本は、妹島和世さんと設立したSANAAで設計した海外の建築等から、景観への展開を語っている。豊島美術館は島の景観と溶けあって静かに佇んでいた。

  • ra7

    本を読むことは世界への窓を開くことだというような表現に出会ったことがあるが、この本はまさに私にとってそんな感じ。「建築について話してみよう」を読んだときもそうだけど、もっと知りたいと思うし、必ずいつか再読したいと思う。

  • 三谷 裕樹

    印象に残った箇所。 理論と感覚。時代の気分、雰囲気を抽象化し、カタチを与える。そういった形式化だけでなく、自分の感覚でつくることも必要。本能的な部分。 自分は社会、時代につくられている。結果として自分が面白いとおもうことを創造に移すと時代の重要な何かがあらわれる。

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