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死のうと思っていた発達障がい児の僕が「自己変革」できた理由 麹町中学校・工藤勇一先生から学んだこと

西川幹之佑

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788718036
ISBN 10 : 4788718030
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

4代続けて東大卒の名門家系に生まれたのに幼稚園すら2時間で中退。トラブルメーカーで周囲から忌み嫌われ自暴自棄になっていた発達障がい児が、大胆な教育改革をおこなっていた校長のもとで学び、見つけた生きる意義とは?

目次 : はじめに―少し長めの自己紹介もかねて/ 1 発達障がい児にとっての学校生活はこんな感じ/ 2 僕を成長させてくれた工藤先生の教え/ 3 発達障がい児は勉強ができないという「当たり前」を疑う―学習障がいの僕が中3で英検準2級に合格するまで/ 4 発達障がい児のQOLを上げるライフハック―僕が怒る自分を認められるようになったわけ/ 5 死のうと思っている発達障がい児に伝えたい「未来」を手にするための心構え/ おわりに―「負け戦」をしながらでも生き延びよう!

【著者紹介】
西川幹之佑 : 2002年、新潟県三条市生まれ、東京育ち。幼稚園中退。千代田区立麹町中学校、英国・帝京ロンドン学園卒。現在、帝京大学法学部政治学科1年生(刊行時点)。高祖父は帝大卒の林業学者で測機舎の創業者である西川末三、高祖母はロシア文学の翻訳と社会運動家として有名な神川松子。高祖父から4代続けて東大卒の家系に生まれ、周囲から東大入学が当然と期待されるもADHDとASD傾向、学習障がいのため小学校2年生まで特別支援学級に在籍。その後通常学級に転籍したものの学習面・社会面で壁にぶつかり、生きる意義を見失い小学校3年生で死を考えはじめる。小学校卒業後、当時麹町中学校校長であった工藤勇一氏に出会い、「自律」という考え方を学び人生が一変する。在学中に英検準2級、ニュース検定2級を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    名門の家に生まれたのに、ADHDにASD傾向、学習障がいという3重苦で、幼稚園すら中退させられた著者。周囲とトラブルを起こし、パニックになっては教室を飛び出す毎日を送り、やがて「死にたい」衝動に囚われるように――。そんな著者が変わったきっかっけは、工藤勇一校長に出会ったこと。工藤校長の教育目標は、「自律した生徒を社会に送り出す」こと。ダメな自分の“取扱説明書”を、自分の力で作り上げることが必要、と著者は考えた。以下は、こちらへ。https://note.com/genok/⇒

  • Roko

    自分の問題の原因がADHDやASDであるということを知ることで、どんなにか救われる人が多いのです。昔は落ち着きのない子も大人になれば治るなんて思われていましたけど、それは間違った考え方だったのだと知るだけでも、人を見る目というのは変わると思います。「普通じゃない」と言われてしまう子どもたちが、それが自分だけじゃないこと、対処方法があることを知って欲しいと考えて、幹之佑さんはこの本を書いたのだそうです。この本を読んで、もっともっと多くの人に知ってもらいたいなと思いました。#NetGalleyJP

  • ムーミン

    生徒の立場から工藤先生の取り組みの成果、評価がみえてくる興味深い一冊でした。

  • 梅ちゃん

    著者西川君は2002年生まれの大学生。幼い頃から周囲とトラブルり、パニックになっては教室を飛び出す毎日を送る。 自分を理解してもらえない、自分自身でもどうしていいかわからない。苦しかったんやろなぁ。振り返ってみると、随分昔にこういう子が学年にいたよなぁ。でも当時、発達障がいという知識がなかった。 西川君は千代田区立麴町中学校に入学し、校長の工藤勇一氏と出会って大きく変わる。自分を理解してくれようとする人がそばにいる環境の中で、彼は必死で考え、最上位目標を「人生をやり直す」として、自らを『自律』させていく。

  • リリー・ラッシュ

    小学3年生から生きる辛さを抱え、死ぬことを考えていた西川君。そんな彼が大学生になった時には発達障がいで生まれた自分を恥じることなく「もがきながら、転がり回りながら、周りからみっともないと言われても、ゾンビのように何度も起き上がり、僕は生きていきます。」と言えるまでに。その過程は発達障がい当事者と、彼等に関わる者にはとても興味深い内容。「発達障がいに生まれても、みんなが幸せになれることを願っています。苦しむのは僕で最後になるように、心から願っています。」この西川君の想いが、沢山の人に届きますように。

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