スペインレコンキスタ時代の王たち 中世800年の国盗り物語

西川和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779122804
ISBN 10 : 4779122805
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
244p;20

内容詳細

711年のイスラムの侵入から1492年のグラナダ開城までのレコンキスタ(国土回復運動)の内実を、複雑に入り組んだ王家の争いと“国盗り合戦”の果ての成果として描き出す傑作。“800年にわたる王家の系図”と各時代ごとの領土地図を付し、紆余曲折のレコンキスタの実態とイスラム側の姿をコラム“イスラム風景”で解説。分かりやすいスペイン史。

目次 : 第1章 アストゥリアス王国の誕生 七一八年/ 第2章 聖ヤコブの墓の発見 八一四年/ 第3章 レオン王国へ 九一〇年/ 第4章 ナバラ王サンチョ大王 一〇〇〇年/ 第5章 トレド奪還 一〇八五年/ 第6章 アラゴン事情 一一三七年/ 第7章 ラス・ナバス・デ・トロサの戦い 一二一二年/ 第8章 カスティーリャの「幼少王」たち 一三一二年/ 第9章 トラスタマラ家登場 一三六九年/ 第10章 アラゴン王国もトラスタマラ家 一四一二年/ 第11章 グラナダ開城、レコンキスタの完了 一四九二年

【著者紹介】
西川和子 : 早稲田大学理工学部応用化学科卒。現在、スペイン史著述家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 六点 さん

    イベリア半島にイスラム勢力が侵入してから、グラナダ王国が滅亡し、キリスト教徒による再征服が完了するまでの800年間に亘る、「親族内で全力で争い、余力を以て、イスラム教徒と戦う」キリスト教徒諸王国とその王達の物語である。日本人には縁遠く、解りにくい歴史的イベントである。が、平易な解説とコラムで章末に来るイスラム諸邦の様相が描かれており、理解がしやすい。現在、イベリア半島が二カ国なのは、偶然の結果に過ぎないのだなとも思う。まさにショギョムッジョ!

  • 星落秋風五丈原 さん

    711年のイスラムの侵入から1492年のグラナダ開城まで のレコンキスタ(国土回復運動)の内実を系図つきで紹介。ヨーロッパにイスラム勢力を呼びこんだまさかの出来事とは。

  • ジュンジュン さん

    大正解!初めてのレコンキスタ本が本書でよかった。1492年の最終局面こそ有名だけど、そこに至る800年は全く??の状態。例えば…第五章「トレド奪還1085年」では、カスティーリャ王サンチョ2世とナバラ王サンチョ4世とアラゴン王サンチョ5世が同時に登場。もう意味が分からない…はずが、著者のナビで迷わず1492年に到着できる。巻頭の800年にわたる王家の系図、各章の系図と地図、そして丁寧な語り口。僕にとって、トリニティが導く800年の旅は日帰り旅行(一日で読める)だった。

  • リッチー。 さん

    タイトル通り800年の概要なのでレコンキスタの大まかな流れを知りたい向きにおすすめ。カスティーリャ目線が強く、13世紀以降のアラゴンの地中海進出の話やポルトガル史はほとんど取り上げていない。漫画『アルカサル』のネタ明かしもほとんどない。イスラム教国群についてはコラムでフォローしていて、キリスト教に寄りすぎないようある程度バランスをとり、スペイン万歳感が薄いのは好感。

  • 葛湯 さん

    平易な文で書かれているので読みやすい。スペイン史の知識がほとんどない人にもおすすめできる本。逆に、レコンキスタの流れをすでに理解している人やスペイン史への造詣が深い人には物足りないかもしれない。 家系図や地図などとても分かりやすく図示されているので理解しやすかった。

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西川和子

スペイン史著述家、早稲田大学理工学部応用化学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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