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11月の本 12か月の本

西崎憲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336077448
ISBN 10 : 4336077444
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉――

12か月のうちの〈11月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。
四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。

【目次】
木靴(マルセル・シュオッブ/大濱甫訳)
十一月の願いごと(イタロ・カルヴィーノ/関口英子訳)
あかるい冬の窓(西崎憲)
深夜(鈴木三重吉)
坂(萩原朔太郎)
丘の上の家(田山花袋)
小春(国木田独歩)
枯葉の記(永井荷風)
秋風(小沼丹)
崩浪亭主人(林芙美子)
最後の一句(森?外)
こがらし(岩本素白)
十一月三日午後の事(志賀直哉)
沼のほとり(豊島与志雄)
水(幸田文)
風変わりな死(アルフォンス・アレー/西崎憲訳)
十一月三十日(「長崎ノート」より)(立原道造)
この四十年(ノーラ・ロフツ/小野寺健訳)
十一月のストーリー(レベッカ・マカーイ/藤井光訳)
 跋 十一月の音楽(西崎憲)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    秋の終わりと冬の始まり。枯葉舞い散る物悲しい季節に相応しい作品が揃った一冊となっている。読んでいると写実的な作品が目立つかなあ。田山花袋と国木田独歩、荷風が続くからそう感じたのかも。一方で岩本素白「こがらし」や小沼丹「秋風」等の滋味溢れる作品もあるので油断できない。萩原朔太郎「坂」は初読だが名品「猫町」を思わせる出来で、こういう作品に出会えるからアンソロジー読むのは止められない。海外作品もシュオップにカルヴィーノと言う事無し。十一月は作品数が少なく選ぶのに苦労したそうですが、そうは思えない名作揃いでした。

  • くさてる

    人気アンソロジーシリーズ、今回は「11月」。心に響くような作品はもちろん、たとえ趣味でない話でも質が高いことは間違いないと思わせる粒揃いのアンソロジーだった。児童文学の人としか思ってなかった鈴木三重吉の迫力ある情けなさが際立っていた。林芙美子も読ませる。既読の豊島与志雄、幸田文はしみじみと良かった。ノーラ・ロフツはくすっと笑わせて楽しく、レベッカ・マカーイは既読だったけどやっぱり良い。おすすめです。

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