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印象派の発明 技術革新と新たな美の市場

西岡文彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326852024
ISBN 10 : 432685202X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

絵画史を近代から現代へと開く革新的な「発明」を担った印象派。その画家達の筆遣いを目撃し息遣いが聞こえてくるような一冊。

印象派は絵画史を近代から現代へと開く革新的な「発明 invention」であった。現代絵画の起源となった印象派と現代美術市場を創造した画商との協働の創意を再発見し、美術の現在を深く読み解く試み。技法の革新の丁寧な解説により、モネ・ルノワール・ゴッホ・セザンヌら画家達の筆遣いを目撃し、彼らの息遣いが聞こえてくるような一冊。

【著者紹介】
西岡文彦 : 多摩美術大学名誉教授・版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年(2006)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaz

    印象派を単なる芸術様式ではなく「技術と市場の発明」として再構築。印象派の画家の表現は絵具や筆などの画材革新に支えられ、屋外制作により「印象」の再現が可能となった。また、画商やコレクターによる市場形成、美術の消費文化化といった視点も交え、芸術がどのように社会的価値を獲得するかを解き明かす。既に知っている事項も多いが、なかなか興味深い内容。

  • rising934

    ルノアール、モネ、ゴッホ、マネ、セザンヌなど印象派を代表する人物がどのように自身の作品を世に知らしめてきたのかについて、当時の世相に注目しながら説明した本。印象派、という名前が揶揄から始まったものであることは知っていたが、想像よりひどい言われようであったことが新しい驚きだった。また、画家の力だけではなく、経営面で抜群のセンスをみせたデュラン=リュエルの功績も語られており、この人物なしに印象派は語れないと言えるほどには卓抜したセールス力を感じた。フランス革命以降の歴史を知っていれば理解しやすい本だと感じた。

  • Go Extreme

    印象派: 1874年印象派展ーモネの「印象・日の出」 画商デュラン=リュエルー印象派の画家支援・作品の市場価値高める 特徴: 屋外ーモネは光や色彩の変化を屋外で捉える 筆致ー滑らかさを排し筆の跡を残し動きを表現 色彩ー色を点で配置・視覚的印象強調 評価: 初期ー未完成・反発 ゾラー絵画の進化・称賛 戯画風刺ー印象派展覧会の様子が風刺画として描かれる 主要作品 モネ「印象・日の出」ー印象派の名称由来 ルノワール「舟遊びの昼食」ー市場価値高めた代表作 ゴッホと浮世絵ー印象派技法+日本美術→独自スタイル確立

  • takao

    ふむ

  • horada

    **

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