地球日本史 1 日本とヨーロッパの同時勃興 扶桑社文庫

西尾幹二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594030308
ISBN 10 : 4594030300
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
追加情報
:
16cm,384p

内容詳細

産経新聞人気連載「はじめて書かれる地球日本史」の待望の文庫化、第一弾。世界史と日本史をそれぞれ個別のものととらえ、常に西洋から歴史観に基づいて語られていた日本での歴史学を、新たな見地から見直す。なぜ、倭寇と呼ばれる海上勢力が動き出したのか。なぜ、秀吉は朝鮮に出兵したのか。なぜ、支食常長は西欧視察外交をあえて試みたのか。第一級の歴史家が、新しい歴史観を展開する。

目次 : 日本とヨーロッパの同時勃興/ モンゴルから始まった世界史/ 海洋アジアの勃興/ 中華シー・パワーの八百年/ 堺とベニス/ 西欧の野望・地球分割計画/ 秀吉はなぜ朝鮮に出兵したか/ フィリップ二世と秀吉/ 支倉常長の西欧偵察外交/ 鉄砲が動かした世界秩序/ キリスト教創造主と日本の神々/ 朝鮮に開かれた日本人町/ 日本経済圏の出現/ 銭が育てた元禄文化/ パクス・トクガワーナ/ 非西洋型農業革命/ オランダ人が見た日本

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 日の光と暁の藍 さん

    多数の歴史家が描く日本史。この『地球日本史1』はどの章も読み応えがあるが、入江隆則氏の「秀吉はなぜ朝鮮に出兵したか」を紹介したい。これは平川新氏の『戦国日本と大航海時代』でも提起された問題でもある。スペインは明を征服しようとしたが、その兵を日本から調達しようとした。その手段がキリスト教布教だった。スペインは日本と同盟を考えたが、思惑の違いにより破綻。秀吉は明が単独でスペインに征服されれば、後に必ず日本にやってくると考え、日本でのキリスト教布教を禁止し、朝鮮出兵して先手を打った、と。実にスリリングな仮説だ。

  • いっち〜 さん

    某所の「ご自由にお取りください」コーナーで拾ったのですが、まあ、個人的には無料だったら読むという域を出なかったです。内容自体は面白く、江戸時代の金銀銅の算出ラッシュとか江戸時代の政治の上手さとか当時のアジアの活況とかアジアとヨーロッパの関係とか興味深い部分は多いのですが…。

  • 有無 さん

    いや〜、歴史って視点が増えると面白いですよね。日本で東洋史を学ぶとなぜか中国史、西洋ではモンゴル史。モンゴルの存在の大きさとそこに関わっている日本という国の地政学的その他の意味を考えると、たまらんですな〜。

  • 草生やすな さん

    時々、鋭い指摘があって刺激になった。学校の歴史が物足りない人におすすめ。

  • Masazumi Terashima さん

    江戸を知るために二巻を先に読んだけど、一巻も面白かった。歴史を知って行くと本当の意味で日本が好きになれるよね。戦国時代が終わる頃に日本から船作ってバチカンまで行った支倉使節とかなんか凄すぎだと思うんだよな。。また、鉄砲をめっちゃ使ってたのに、徳川幕府ではあえて鉄砲捨てて刀に戻し徳治に向かうのも、なかなか粋な時代だなとも思える

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西尾幹二

1935年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。電気通信大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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