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ISBN 10 : 4758922799
Content Description
本書は、言語研究におけるインターフェイスに焦点を当てた論文集である。「統語論」「音韻論・音声学」「形態論」「意味論」「外国語教育・言語習得」の5分野を一方の軸とし、他分野とのインターフェイスを分析した最新の論考が20編収録されている。対象とする言語、現象ともに多岐に渡り、充実した内容となっている。英語学、日本語学、言語学の研究者、また、大学院生、学部生など、幅広い読者を対象としている。
目次 : 第1部 統語論(非格標示要素を超えての縮約/ 軽動詞構文の移動現象―名詞編入と項上昇/ 主要部内在関係節および相対名詞修飾節から見たインターフェイス/ 英語の補文内におけるトピック・フォーカス構造のカートグラフィー分析)/ 第2部 音韻論・音声学(特殊モーラ階層の二面性―外来語アクセントにおける位置算定と音節量決定/ 名詞句移動における焦点の役割/ 音韻的語彙層に潜む文法要素のインターフェース/ 音韻論と障がい学の接点―音韻発達を中心として/ 日本人の二軽音節名と性別/ 声と社会方言(社会音声学入門))/ 第3部 意味論(慣習的推意―インターフェースの観点から/ 意味論と第一言語獲得のインターフェイス―Exhaustificationの観点から/ ワインテイスティングにおける言語表現―特定のテキストを分析することから見えるもの/ 英語受益者受動構文をめぐる構文文法と歴史言語学の交差)/ 第4部 形態論(ハンガリー語の名詞抱合と動詞句内の語順/ 九州方言文末詞「バイ」と「タイ」の統語と形態について/ 右側主要部規則と語強勢の類型論/ 日英語の複合形容詞―oil‐lichと「欲深い」の平行性)/ 第5部 外国語教育・言語習得(生成文法に基づいた第二言語獲得研究と外国語教育のインターフェイス/ 英語の再音節化―外国語教育からの示唆)
【著者紹介】
西原哲雄 : 1961年生まれ。宮城教育大学教育学部教授。専門分野は音声学、音韻論、形態論など
都田青子訳 : 津田塾大学学芸学部教授。専門分野は音韻論、音声学など
中村浩一郎 : 1964年生まれ。名桜大学国際学群教授。専門分野は理論言語学、統語論、カートグラフィー
米倉よう子 : 1972年生まれ。奈良教育大学教育学部准教授。専門分野は文法化、言語変化、意味変化など
田中真一 : 神戸大学大学院人文学研究科教授。専門分野は音韻論、音声学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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