中国漢字学講義 東方学術翻訳叢書

裘錫圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784497222077
ISBN 10 : 4497222071
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
562p;22

内容詳細

漢字の形成過程とその変遷、分類、構造と特徴、「仮借」、異体字、文字の分化と合併、整理と簡略化など、漢字にかんするさまざまトピックを網羅。初版刊行より40年を経て、今なおスタンダードな「漢字学」のテキストとして読み継がれている名著の最新版、『文字学概要(修訂本)』(商務印書館)の翻訳。

目次 : 文字形成の過程/ 漢字の性質/ 漢字の形成と発展/ 形体の変遷(上)―古文字段階の漢字/ 形体の変遷(下)―隷書・楷書段階の漢字/ 漢字の基本類型の区分/ 表意文字/ 形声文字/ 仮借/ 異体字・同形字・同義換読/ 文字の分化と合併/ 字形と音義の錯綜した関係/ 漢字の整理と簡略化

【著者紹介】
裘錫圭 : 復旦大学出土文献と古文字研究センター教授。1935年、上海市生まれ。祖籍は浙江省寧波。復旦大学歴史系に在学中、胡厚宣教授の甲骨文の授業を受けて文字学の世界に関心を持ち、卒業後には胡教授の研究生兼助手となる。当時の研究テーマは「甲骨学と殷代史」。胡教授が中国科学院(現在の中国社会科学院)歴史研究所第一所(先秦史)主任に転じたことに従って北京に移る。その後、同研究所の研究生修了とともに、1960年北京大学中文系に助教として配属される。北京大学では、当時は未開拓分野であった戦国文字に関心を持っていたことから朱徳〓教授に師事し、璽印や陶文に始まり、やがて考古発掘によって盛んにもたらされる出土文字資料の帛書、楚簡、漢簡などを利用しての研究へと進む。「馬王堆漢墓帛書」「銀雀山漢墓竹簡」「曽侯乙墓」「望山楚墓竹簡」「尹湾漢墓簡牘」「郭店楚墓竹簡」などの文字資料の整理と校釈のプロジェクトに参加して指導的な力を発揮する。2005年には長年勤めた北京大学中文系を離れ、復旦大学に設立された出土文献と古文字研究センターの教授として招かれ、復旦大学傑出教授となる

稲畑耕一郎 : 早稲田大学名誉教授、南京大学文学院客員教授。1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部中国文学専攻卒業、同大学院博士課程満期退学。早稲田大学文学学術院教授、同大学中国古籍文化研究所所長、北京大学考古系訪問学者、南開大学東方芸術系客員教授、北京大学中国古文献研究センター客員教授などを歴任。専門は中国古典学

崎川隆 : 吉林大学考古学院古籍研究所教授、同大学「古文字與中華文明伝承発展工程」兼任教授。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部民族学考古学専攻卒業、同大学院を経て吉林大学古籍研究所に留学し、博士(歴史学)学位を取得。その後、コロンビア大学唐氏古代中国研究センター研究員、同大学東アジア言語文化学部客員准教授などを歴任。専門は中国古文字学、中国考古学

荻野友範 : 慶應義塾大学高等学校教諭、同大学文学部非常勤講師、早稲田大学中国古籍文化研究所招聘研究員。1974年福島県生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学専攻卒業、同大学院修士課程を経て、早稲田大学大学院文学研究科博士課程に進む。その間に吉林大学古籍研究所に高級進修生として留学し、帰国後に博士(文学)学位を取得。早稲田大学文学学術院、慶應義塾大学文学部などで非常勤講師を勤める。専門は中国古代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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裘錫圭

復旦大学出土文献と古文字研究センター教授。1935年、上海市生まれ。祖籍は浙江省寧波。復旦大学歴史系に在学中、胡厚宣教授の甲骨文の授業を受けて文字学の世界に関心を持ち、卒業後には胡教授の研究生兼助手となる。当時の研究テーマは「甲骨学と殷代史」。胡教授が中国科学院(現在の中国社会科学院)歴史研究所第一

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