名も無き世界のエンドロール 集英社文庫

行成薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087452846
ISBN 10 : 4087452840
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
365p;16

内容詳細

ドッキリを仕掛けるのが生き甲斐のマコトと、それに引っかかってばかりの俺は、小学校時代からの腐れ縁だ。30歳になり、社長になった「ドッキリスト」のマコトは、「ビビリスト」の俺を巻き込んで、史上最大の「プロポーズ大作戦」を決行すると言い出した―。一日あれば、世界は変わる。男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか?大いなる「企み」を秘めた第25回小説すばる新人賞受賞作。

【著者紹介】
行成薫 : 1979年生まれ。宮城県仙台市出身。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(『マチルダ』改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 散文の詞 さん

    時間軸が凸凹な感じのせいか、断片として書かれている章のわかりにくさか、どうも全体としてまとまりを感じません。 10年は長いようでも短いようでもあるのでしょう。言葉遣いなども変わっている感じがないのは、それを表現したかったのか。 映画ではエンドロールが流れれば終わりです。 最後は、淡々と過ぎていったということなんでしょう。 最終的には、思ったほど酷いことにもなっていませんし、まあ、ハッピーエンドにはならないだろうなとは思っていたけど、ああ、こんな感じかでした。

  • しんたろー さん

    行成さん2冊目。時系列に沿って完成した作品を「読者を混乱させる為&伏線を散りばめる為」を狙ってバラバラにしたかのような構成…「小賢しいなぁ」と苦笑しつつも、会話のテンポが好いのとキラキラした青春物語を感じて楽しんだ。口調も伊坂さんを意識している感じがプンプンするが、それもデビュー作らしい御愛嬌と受け流せるかどうかが評価の分かれ目だろう。二人の少年の友情話と少女の想い出が目に浮かぶように描かれているのは好きだったし、終盤のスピード感あるサスペンス&ユーモアも悪くない。映画化が進んでいるので楽しみに待ちたい♬

  • ALATA さん

    「偉大なことを成すには計画と時間の二つの要素が必要」〜レーナード・バースタイン。でもマコトは考える、世界を変えるためには常識を捻じ曲げるくらいの大金が必要だと。映画先行で結末は知っていたがヨッチとの出会いから卒業、無限に拡がる未来へ渇望といろいろなエピソードからクライマックスに突入するところはカタルシスを感じる。「俺は、自分の人生を生きるのが、面倒だ」何かが欠けているキダ,さびしがり屋の背中はつらいものだ。★4※クリスマスにぶち上げる「プロポーズ大作戦」。本当に一日あれば、世界は変わるんだ。

  • machi☺︎︎゛ さん

    昔からの腐れ縁のマコトと城田。ドッキリを仕掛けるのが大好きなマコト、いつもそれに引っかかるビビリの城田。そんな二人に転校生のヨッチが加わり、大人になってから決行される「プロポーズ大作戦」の始まりとなる。考えもつかないほど大掛かりな作戦に驚いた。最後、ヨッチ目線の短編で終わるから切なさが増した。

  • H!deking さん

    【祝!映画化決定!】という訳で早速読んでみました!ぐおー!ラストやられたー!最高にハッピーなバッドエンドでした。くー、マジか。ネタバレになるので多くは語れませんが、俺個人的には、いつもならああいうあれの部分で終わって、あとは読者に丸投げ!ってのが好きで、説明みたいの付くと蛇足に感じてしまって好きではないんだけど、これは完璧だった。さすがです。もう一度頭から読み直します。もうね、レオンのラストとかぶってヤバいです。これをアマチュア時代に書いてたのかー。好みがわかれる作品かもしれませんが、気になった方はぜひ!

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行成薫

1979年生まれ。宮城県仙台市出身。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(『マチルダ』改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。21年『本日のメニューは。』で第2回宮崎本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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