異世界居酒屋「のぶ」 7杯目 宝島社文庫

蝉川夏哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299030313
ISBN 10 : 4299030311
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
357p;16

内容詳細

生真面目な徴税請負人、ゲーアノートが小さな女の子を連れて居酒屋「のぶ」へとやってきた。彼はこの少女、ヘンリエッタを保護したのだが、どうも素性がよくわからないという。身なりも行儀もいい、この少女の正体は…?冬の古都では、新たな運河を拓く事業で人が集まっている。市参事会も水運ギルドも、新婚の侯爵であるアルヌも、自らの役割を全うしていく。人と人を、小さな居酒屋の酒と肴が繋いでいく物語。

【著者紹介】
蝉川夏哉 : 1983年生まれ、大阪府出身。2012年に小説家としてデビュー。2014年に『異世界居酒屋「のぶ」』が第2回「なろうコン大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネムコ さん

    今回は素性のわからない少女と、彼女を保護したゲーアノート氏の話が良かった。二人の別れの晩餐は感慨深かったな。居酒屋ノブも、料理の話より、古都アイテーリアの政治情勢の話題が多くなってきたが、すでにこの街には顔見知りがいっぱいいるので、彼らの話を聴くのは楽しい。

  • よっち さん

    冬も深まり新たな運河を造る大事業の準備が着々と進み、賑わいを見せる古都アイテーリア。そんな中、徴税請負人ゲーアノートが迷子の少女ヘンリエッタを保護する第七弾。今回は美味しそうな料理を絡めつつ新たな運河を巡って絡み合う様々な人々の思惑が描かれていて、お忍びでやってきた皇帝夫妻や、吟遊詩人を諦めて侯爵家を継いだ兄と支えてきた弟の数奇な運命、鼠の騎士ゲオルグやゲーアノートの転機など、のぶが営業を続ける中で描かれる激動の展開とそれぞれの人間模様、その中で重要な役割を果たしていたヘンリエッタの存在が効いていました。

  • Baro さん

    運河に関わるあれこれと、様々な家族の形。少女との出会いがゲーアノートさんに変化をもたらす。厚切りベーコンのナポリタン、食べたくなるなぁ。あと、ハンスのペリメニも♪

  • Yuuki. さん

    このシリーズ読むと、毎回いろんな料理を食べたくなるけれど、たいてい全部読み終えるとナポリタンが一番食べたくなる。今回はゲーアノートさんのエピソードが濃いめだったせいで、余計に体がナポリタンを欲する!そのゲーアノートさんネタが1冊を通してとても良かったなぁ。その話の終着点も、今後の展開を期待させるものだったし。さて、そろそろ日本人には当たり前過ぎるメニューを目新しいものとして美味しそうに食べる描写も恋しくなってきたから、次回はほんの少し原点回帰的エピソードも欲しいな。

  • たんぽぽ さん

    運河の浚渫工事の成功こそが古都繁栄への道!と思っていたら、あららら…そういう落とし所があるのね。 そもそも「なぜ、運河が必要なのか?」を考えれば、解決方法が他に見つかる。人の上に立つ人が賢いのはいいことだ。 料理は相変わらず美味しそうだ。

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蝉川夏哉

1983年生まれ、大阪府出身。2012年に小説家デビュー。2014年に『異世界居酒屋「のぶ」』が第2回「なろうコン大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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