Product Details
ISBN 10 : 4772414851
Content Description
病気と障害は並行して進む。障害が固定してからリハビリテーションを始めるのではなくて、固定する前から治療とリハビリの両方を並行して取り組んでいかなくてはならない。医療と福祉の融合である。「あるべき精神科医療」を長年模索してきた著者が、これまでの変遷を振り返りながら、各章末には「まとめ」を新たに加筆している。本書は、病院医療と地域活動の架け橋となる1冊である。精神科リハビリテーションに関わるすべての方に読んでいただきたい。巻末には、JHC板橋会の寺谷隆子先生、桃山学院大学の栄セツコ先生との対談も収録。
目次 : 第1部 戦後精神科医療の黎明期から沖縄体験まで(戦後精神科医療の黎明期を生きて/ 沖縄・先島での精神科診療の体験から/ 宮古病院精神科―昔、今、そして明日)/ 第2部 精神障害構造論をめぐって(精神障害論試論―精神科リハビリテーションの現場からの一提言/ 障害論からみた精神分裂病の機能障害に対する治療的アプローチ/ 精神障害における障害概念の検討―リハビリテーションをすすめる立場から/ これからの精神科医療と福祉)/ 第3部 病院精神科医療から地域活動まで(社会療法の展開―病院を地域に開く/ 病院精神医療から地域サポートまで/ 精神医学とコメディカル―現状と展望/ 精神障害者のQOLとリハビリテーション/ 精神科臨床医の五〇年)/ 座談会「病院医療と地域活動の架け橋」
【著者紹介】
蜂矢英彦 : 1925年東京に生まれる。1949年千葉医科大学卒業。1953年〜1968年東京都立松沢病院勤務。1968年〜1972年東京都職員共済組合青山病院神経科勤務。1972年〜1985年東京都立世田谷リハビリテーションセンター所長。1985年〜1987年中部総合精神保健センター所長。1987年〜2003年3月東京武蔵野病院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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