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こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 竹書房怪談文庫

蛙坂須美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801946385
ISBN 10 : 4801946380
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

後から時間差でざわざわしてくる不気味な出来事。
ある日ふと記憶の奥底から湧き上がってきた恐怖や違和感。
子供の頃の奇妙で不穏な怪異体験をサルベージした奇怪なおもひで怪奇録!


【著者紹介】
蛙坂須美 : Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談 鬼幽』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    実話怪談集。これは良い。基本的に子供の頃、思い出の中の不可解な出来事や子供が遭遇した怪異が描かれているのであるが、個人的にノスタルジックな作品に弱いためどの話も非常にツボに嵌る。セピア色に変色した写真を眺めているよう。基本的に不可解というかどこか現実のピントが外れたような話が多いのも特徴で叔父の死後出てきたモノを描く「西向きのホムンクルス」や新興宗教に嵌った同級生の家で見たモノ「くびぞろえ」等はその最たる物。後者は「猿なし猿まわし」と並ぶ理不尽系の最たるものだし。怪談の妙を味合わせてくれる一冊でした。

  • ニッポニア

    うむ、これは怖さがある。ちょっとしたこどもの頃体験したこわい話をしっかり現代版にブラッシュアップし、怖さを加味している印象。以下メモ。細かいところは読んで貰えばわかると思いますが、話の構成でしょうか、不気味でこわい、気持ち悪い、など複雑に混ぜてあって、そしてトントンとテンポよく30話ぐらい。

  • すしな

    088-25.因果関係がはっきりしない話も多く、それが逆にただ怖いだけでなく、語り手の背景や感情がじわじわと浮かび上がってくるところが印象的でした。教室で一緒に過ごしているクラスメートも、家ではどのような生活をしているのかは案外知らないもので、それぞれが見えない物語を抱えているのだと思いました。日常の中に潜む違和感や静かな怖さが、読後も心に残り続けます。お化けの話を通して、人の孤独や記憶、感情に触れたような気がして、怖さ以上に深い余韻がありました。

  • あたびー

    高校生くらいまでの子供が記憶していたり登場する話を集めてある。どれも皆秀逸に面白い話ばかり。前項の内容の一部から繋がるような内容の話を配した構成も楽しい。家族が変な新興宗教にはまっている友人の家を訪ねた「くびぞろえ」、地味な塾講から寄越された盤に不吉な画像「北見先生のDVD」など不気味な話が目白押し。異世界に連れ去られる話が複数あるのもこどもの体験ならではのような気がする。著者本人が友人の語る怪異の現場を訪れる「死柱にこうべを垂れよ」は臨場感がありジワリと怖い。私の子供時代は茫漠としていて何も無く残念。

  • 一華

    そういえば、わたしがこどものころ、そう半世紀ほども前。近くの神社や河原、隣近所の小屋や庭など勝手気ままに入り込んで遊んでも、まぁ許してもらえてた時代…よいこととか悪いこととかもよくわからず好き放題してたけど〜いま思うと「アレ?あのときのあのできごとって〜本当のことやった?」てなことが多々あったなぁ〜と。いまとなっては、現実なのか夢なのか…思いだせそうで思いだせない…謎はナゾのままのほうがよい!ということなのかもね…

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