三島由紀夫の国体思想と魂魄

藤野博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585291688
ISBN 10 : 4585291687
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
藤野博 ,  
追加情報
:
324p;22

内容詳細

日本人の生命は誰が守るのか。「生命尊重のみで、魂は死んでもいいのか」「生命以上の価値とは、われわれの愛する、歴史と伝統の国、日本である」と国民の覚醒と自尊自立を訴えた三島由紀夫。「伝統と革新の均衡」を思想基盤とした、国家論と国体思想を、客観的かつ精密に究明。

目次 : 第1章 三島由紀夫の国家思想を解剖する(三島由紀夫の描いた/ 日本国家像の軌跡/ 三島由紀夫の国家思想の特質)/ 第2章 国体思想の「光と影」を映し出す(国体理念を多角的に解析する/ 国体論と西欧思想との関係性/ 国体論の「正と負の遺産」を総括する ほか)/ 第3章 三島由紀夫の魂魄に感応する(国体理念から憂国へ、そして自決へ/ 国家の本質を考究する/ 国家から派生する諸問題を根源から追究する ほか)

【著者紹介】
藤野博 : 1943年札幌市生まれ。1965年慶應義塾大学文学部哲学科卒業。1965から2003年まで北海道立高等学校教員。現在、専門学校・高校にて非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 犬養三千代 さん

    水戸学が源流の国体思想を三島由紀夫と様々な人との対比であぶり出す。北一輝、吉本隆明、福沢諭吉。 天皇の根源を記紀神話に求め今まで連綿と続く象徴として文化、歴史的存在としていた。しかし明治維新からの西欧化の負の部分(ドイツの立憲君主制)が大東亜戦争の敗北に。 日本国も日本国民も「自主自立」しないとねというのが著者と三島由紀夫の主張かな。国体を「伝統と革新の均衡」と捉えた三島。 100年後にも三島由紀夫は記憶されるだろうことを願っている著者。

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