D菩薩峠漫研夏合宿

藤野千夜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103285229
ISBN 10 : 4103285222
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
250p;20

内容詳細

都心の有名男子校・あおい学園の漫画研究部の夏合宿は、D菩薩峠のバンガローに持ち込んだ漫画本を一週間ひたすら読む、だけ。副産物として、合宿中にお熱いカップルがいくつも出来上がるらしい。高一の「わたし」は、出発前に「おにいさま」からのメモを見つけ、胸を高鳴らせていた。メモは、本気なのか冗談なのか、予告なのか悪戯なのか。「おにいさま」はいったい誰なのか。テレビもラジオもない漫画漬けの日々、熱愛カップルの復活、お耽美なOB達の乱入、肝だめしの夜、消えたパンツ、意外な告白、夜更けの甘いあえぎ声…。ずっと誰からも愛されないかもしれないと怯えていた15歳の「わたし」の物語。

【著者紹介】
藤野千夜 : 1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業。95年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。98年『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞、2000年「夏の約束」で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    結局よく分からないまんま合宿もお話も終わっちゃった。全くの作り話というわけではないみたいだから仕方ないのか。

  • おかむら さん

    著者初の自伝的BL小説とのこと。BLっぽいのは好きなんだけどBLそのものは苦手なのでやはり読んでてもぞもぞしたわー。でもこの漫研合宿は楽しそう。漫研って当時は変わり者の吹き溜まりみたいな感じあったもんなー。今もか? そして多分これ麻生がモデルなんだけどホント自由だなー麻生。

  • TATA さん

    あはは、これで主人公が女子だったらドキドキものの青春小説なんだろうけど、男子校、それも漫研というなかなか異世界の話で興味深く読めた。思春期男子ばかりの環境下、文芸や漫画に強い関心を持つ子供にはその環境に親しむ人もいるのかもと思う。いろんな価値観を許容しながら、程度の差はあれど内輪で多少のお馬鹿は必要かつ素敵な経験だと。藤野さん初読み、多分この作品は共に過ごした人達に伝えたかったんだろうなあ。あと、ピンクのしおりには度肝を抜かれました。

  • libra さん

    タイトルの「漫研」でドタバタしたコメディタッチの作品かと思って読んでみたものの、「男同士」だけれど純粋な話。装丁を見てもしかして、、、と思ったら案の定そっち系でしたね。電車で読んでて、向いの人にバレやしないかと冷や冷やしてしまう。自伝的という紹介分が気になってしまう。

  • みっちぃ さん

    35年前が舞台になっているということで、出てくるマンガは全部その時代以前のものなんだけど、面白かった。みんな純粋だねl。初の藤野作品だったので、他にはどんなのを書いているのか、興味がでた。

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人物・団体紹介

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藤野千夜

1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒。95年『午後の時間割』で第14回海燕新人文学賞、98年『おしゃべり怪談』で第20回野間文芸新人賞、2000年『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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