Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• しげ

  読了日：2024/09/20

  ポスト・トゥルスの嫌なところをこれでもかというほど見せつけられました。情報が「武器」どころか「兵器」にすらなる新時代を生きるには、相当なバランス感覚が必要なのかも。さまざまな分野の知識、教養を得て、さらに身体を使った体験を重ねることで、物事を多角的に捉えられるようになり、バランス感覚が養われるのではないかと感じました。そう考えると、義務教育って重要なのかも。

• Mark.jr

  読了日：2024/09/24

  ここで焦点を当てられているのは漫画・アニメ・ゲームの愛好家、つまりオタクがネットで政治にどのように関わっているのかを主な話題にした本と言えます。しかし、何故最近のオタクは右翼的思想に親和的なのか。そもそもオタクが好むサブカルチャーは反権力・リベラルな傾向が強いはずなのに。そこに突っ込んだ「オタク文化とナショナルアイデンティティ」の章が、この本で一番を芯を食っていて面白いパートでしょう。正直、さほど斬新な見方をしている本ではないですが、昨今のゴタゴタのまとめにはなっているかと。

• いかすみ

  読了日：2024/09/18

  事実よりも感情によって真実が決定されるポストトゥルースの時代にどう適応すべきか？この本を読んだ後、答えがそう簡単に無いことに直面して、困惑した。陰謀論を信じている彼らを説得しようにも、そもそも真実に対する価値観が異なっていて、その説得自体が陰謀になってしまう。また、我々が信じている真実が、他国や企業による工作を受けていないとも言い切れない。エビデンスに基づくのは当然だが、そのエビデンス自体信用できるのか？二項対立的思考が過激化しないように、自分自身を監視する程度しかできなさそうだ。

• 35rneOcFqG64Unb

  読了日：2024/11/30

  読了

• hirokoshi

  読了日：2025/07/27

  「やや日刊カルト新聞」の人こんな本出してたんだ〜ってそれは藤倉善郎だ。人違いだったけど、副題にあるオルタナ右翼、ミソジニー、陰謀論、アイデンティティ…興味あることばっかりでめっちゃ面白かった。「リベラルやフェミニズムが特権的な勝ち組の世界で、そこに自分の居場所はない」という感覚には考えが及ばなかった。読んで良かった。メモ：技術やメディア自体が人を変えていく／「弱者男性」は福祉の対象となる「弱者」とは必ずしも一致しない／「オタク文化」が「経済を回している」と認識しナショナリズムを強めていく傾向／

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