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ISBN 10 : 4814005776
Content Description
明治時代にドイツから来日したお雇い外国人医師、ヨンケル・フォン・ランゲック。京都初の本格的な近代病院である京都療病院の初代教師となった彼は、麻酔法や消毒法、カルテを使った医療情報システムを日本に導入し、精神病治療にも革新をもたらした。資料の消失により長く忘れられていた彼の軌跡を掘り起こし、日本における西洋医学の黎明期を描く医学史ドキュメンタリー。
目次 : 第1部 西洋医学への胎動(お雇い外国人医師、京都へ/ 念願の西洋医学病院と医学校)/ 第2部 京都から発した日本近代医学のビッグバン(麻酔によって目覚めた日本の近代医療―ヨンケルの吸入麻酔器とウィリアム・ウイリスの活躍/ 日本の近代精神病学のあけぼの―ヨンケルが持ってきたヨーロッパの近代精神病学/ 石炭酸消毒法の導入―日本近代外科学と衛生学の夜明け)/ 第3部 ヨンケルからパストゥールへ(ヨンケルが残したもの)
【著者紹介】
藤田晢也 : 1955年京都府立医科大学卒業。1963年〜66年米国パーデュ大学助教授。1988年〜94年京都府立医科大学学長。1994年WHO総長付コンサルタントとしてジュネーヴに滞在。1995年〜京都府立医科大学定年退職ののち、公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター研究所長を経て、同シニアフェロー。受賞歴:1977年朝日賞(神経系細胞発生の研究)、1991年島津賞(蛍光顕微鏡と共焦点顕微鏡の開発)、1996年紫綬褒章、2003年旭日中綬章、2006年京都府文化賞特別功労賞。学会活動・役職:日本病理学会名誉会員、日本癌学会名誉会員、日本組織細胞化学会名誉会員、京都府立医科大学名誉教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2025/03/06
takao
読了日:2025/08/05
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