動物の系統分類と進化 新・生命科学シリーズ

藤田敏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784785358426
ISBN 10 : 4785358424
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
追加情報
:
21cm,194p

内容詳細

目次 : 1章 分類とは何か/ 2章 分類学と系統学/ 3章 学名と標本の役割/ 4章 動物系統分類学の方法/ 5章 動物の系統と進化/ 6章 動物の多様性と系統

【著者紹介】
藤田敏彦 : 1961年東京都に生まれる。1984年東京大学理学部生物学科動物学教室卒業。1989年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。1991年水産庁東北区水産研究所研究員。1994年国立科学博物館研究官。2003年より東京大学大学院理学系研究科准教授(兼任)。2007年より国立科学博物館研究主幹。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ルーシー さん

    生物系の本を読んだ際、分類の名称や系統樹が微妙に違ったりすることがあったが、この本を読んでその疑問が解決した。系統樹は「正解」がわからないため、様々な手法と確率計算を用いて推定している。そのため計算方法の違いなどから違う結果が出てしまうという。後半は各動物門(ここでは34の門)を模式図とともに解説している。知らない動物はもちろん、身近な動物の体制を知ることができてとても面白かった。

  • おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減 さん

    最新の遺伝子分析手法を用いて分類された「動物」の系統分類について解説。前半は、分類手法の解説。数理的な部分はちょっと難解。後半は、具体的な系統分類結果とその解説。従来との系統分類の違いを交えて説明している。また、個々の「門」について図と説明がある。この部分は辞書・図鑑として使えそう。脊椎動物の系統分類を期待していたが、これは載っていなかった。考えられる複数の系統パターンのうち、どれが正しいのかまだ分かっていないものもいくらかあって、まだまだこれから進歩してゆく分野なんだな、という印象。今後の展開が楽しみ。

  • クロスリバーゴリラ さん

    前半は分類学についての概要。学名に関してや分類方法の説明。後半は動物のそれぞれのボディプランから門ごとの解説。門ごとに簡潔な説明が続き脊索動物についても他の門と同じくらいの分量。ある意味バランスがとれているといえる。

  • gachin さん

    系統樹の理論背景や各分類群の説明など最良の概説書。

  • ケッヘル(次女) さん

    系統分類手法の紹介と、後半は様々な動物門についてそのボディプランを図示しながら概説する。

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人物・団体紹介

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藤田敏彦

1961年東京都江戸川区生まれ。1989年、東京大学大学院理学系研究科動物学専攻博士課程修了。理学博士。1994年より国立科学博物館に勤務し、現在、動物研究部長。東京大学大学院理学系研究科教授を兼任。マクロ生物学的アプローチで棘皮動物の研究を続け、系統、分類、進化、生態など幅広いテーマを扱っている。

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