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丸刈りにされた女たち 「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅 岩波現代文庫

藤森晶子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006033538
ISBN 10 : 4006033532
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第二次大戦中にドイツ兵と愛し合ったフランス人女性の多くが、解放後に見せしめとして丸刈りにされた。「対ナチ協力者」として命すら脅かされた彼女たちはどのような戦後を生きたのか。日本人留学生が、つらい過去を背負いながら戦後フランスを生き抜いた女性たちに出会い、その人生を綴った記録。(解説=ソッティーレ、マルコ)

【著者紹介】
藤森晶子 : 1979年広島市生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第二課程(フランス語専攻)卒業。ストラスブール第三大学大学院への留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • miaou_u

    タイトルから先ず浮かぶのは、私も例外なく、キャパの撮影による、髪を剃られた女性が街なかで子を抱き、母親と共に帰宅する様子を通りを埋め尽くすほどの市民が嘲笑して見物している写真だ。実際には独兵との繋がりを持った女性の大半は丸刈りを逃れているそうだが、仏解放当時、この辱めを受けた女性は推定2〜3万人。そして、キャパの撮影したこの女性がどのような人生を辿ったのか知らずにいた。(続く↓)

  • しゃる

     主に占領下フランスにおいて「対独協力を行った性的な罰」で丸刈りにされた女性たちについての聞き取り調査研究の記録。彼女らは「ドイツ兵の恋人」と呼ばれ今に至るまで蔑視の対象とされてきた。しかし実のところ、当事者たちはドイツ人兵士と関係を持った人物のみで占められていたわけではなく、密告などの政治的協力を行った女性も含まれていたのにもかかわらず、糾弾された女性たちの一部が見せしめの丸刈りに処され、「ドイツ兵の恋人」と呼ばれたのであった。本文では、レジスタンス派の活動家らによる丸刈り執行、(←これでも…[続]

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