聞かしてぇーな仕事の話 聞き書きの可能性 AOKI教育LIBRARY

本書は、聞き書き実践（一九九〇年〜二〇〇一年）をまとめたものである。高校の国語表現はもちろんのこと、小学校から大学まで、総合学習、進路指導、現代社会などにも応用可能な、総合的な聞き書きの参考書となる一冊である。

目次 : 第１部　実践編・聞き書きを作る（聞き書きに取り組む/ 『日本人の仕事』を読む/ ゲストを教室に招く/ 作品完成までの三つの壁/ 高校生は何を学んだか）/ 第２部　作品編・高校生が聞いた仕事の話（畳屋を一番知ってるのはわしや―畳工具出張販売（田尾裕見子）/ ただ服を洗うだけやない―クリーニング屋（城内萌子）/ 店長と言えどもサラリーマン―スーパー店長（藤原雅也）　ほか）/ 第３部　理論編・新しいことばの誕生（働く人々の知恵や情感と出会う/ 実技としての国語表現/ 対話における三極構造/ 他者との対話を一人語りの文体で）

【著者紹介】
藤本英二 : １９５２年生まれ。１９７５年より兵庫県の県立高校に勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

藤本英二

１９５２年愛媛県松山市に生まれる。神戸大学文学部卒業後、兵庫県立高校で、国語教師として勤務する。学生時代、自主ゼミ運動にかかわり、その後民間教育研究運動に参加。兵庫文学教育の会、高山智津子・文学と絵本研究所で活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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