ゲット・バック・ネイキッド -1969年、ビートルズが揺れた22日間-

藤本国彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791772667
ISBN 10 : 4791772660
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
354p;19

内容詳細

ビートルズの終わりのはじまり――
「やってることを楽しめるようになるための作業だ。またやり直すための。次に僕らがやりたいのは何だろう?僕はライヴ・ショーがやりたい。君たちは?」(1969年1月3日、ポール・マッカートニー)
1969年、原点に立ち返る思いでスタジオに入った4人。ビートルズが揺れた22日間を追いかけて、あらゆるブートレグ、資料、記事を徹底検証。そこで彼らは何を話し、バンドはどこへ向かっていたのか。幻のゲット・バック・セッションの全貌、そしてビートルズの終わりのはじまり。

[目次]

主な登場人物
Prologue

Chapter 1
Day by Day January 2-31, 1969

 1969年1月2日〜1月15日
 Rehearsal @Twickenham Studio

  1月2日(木) ゲット・バック・セッション初日
  1月3日(金) ポールが初めて「Let It Be」を披露した日
  1月6日(月) ポールとジョージが口論した日
  1月7日(火) 解散に向かっているとジョージが言った日
  1月8日(水) 船上ショーの案が(懲りずに)浮上した日
  1月9日(木) まとまりのある演奏が増えた日
  1月10日(金) ジョージがビートルズを脱退した日
  1月13日(月) 解散を辛うじて免れた日
  1月14日(火) ジョージ不在のセッション日
  1月15日(水) トゥイッケナム・スタジオでの最終日

 1969年1月20日〜1月31
 Recording @Apple Studio

  1月20日(月) マジックを使えなかったアレックス
  1月21日(火) アップル・スタジオでの初日
  1月22日(水) ビリー・プレストンが参加した最初の日
  1月23日(木) ジョンとポールとヨーコの“二度目の共演"日
  1月24日(金) ジョンが珍しくやる気を見せた日
  1月25日(土) プレイバックに割いた日
  1月26日(日) “休日返上”のセッション日
  1月27日(月) 「Get Back」が完成した日
  1月28日(火) アラン・クラインが初めてスタジオを訪れた日
  1月29日(水) アップル屋上ライブのリハーサル日
  1月30日(木) ビートルズの“ラスト・ライヴ”
  1月31日(金) ゲット・バック・セッション最終日

Chapter 2
Carry That Weight

  リチャード・ヒューソン・インタビュー

Chapter 3
The Long And Winding Road

Epilogue
増補新版のためのあとがき

Get Back Sessions List

索引/参考文献


[著者]藤本国彦(ふじもと・くにひこ)
ビートルズ研究家。1991年(株)音楽出版社に入社し、CDジャーナル編集部に所属(2011年に退社)。2015年にフリーとなり、主にビートルズ関連書籍の編集・執筆・イベント・講座などを手掛ける。主な編著は『ビートルズ213曲全ガイド』『ビートル・アローン』『ビートルズ語辞典』『ビートルズはここで生まれた』『ビートルズ・ストーリー』シリーズなど。「速水丈」名義での編著も多数。映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK: The Touring Years』の字幕監修も担当。相撲とカレー好き。

【著者紹介】
藤本国彦 : ビートルズ研究家。1991年(株)音楽出版社に入社し、CDジャーナル編集部に所属(2011年に退社)。2015年にフリーとなり、主にビートルズ関連書籍の編集・執筆・イベント・講座などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aloha0307 さん

    Get BackセッションはCDにして生素材で83枚の分量👀だそうです。Beatles評論第一人者;藤本さんが一冊に纏めあげてくれました☺ 前向き;Paul 後ろ向き;George 乗り気なし;John 見ざる言わざる聞かざる;Ringo 良くしよう、との思いは皆同じはずなのに...Beatlesの終わりの始まりです。69年1月;有名なPaulとGeorgeの口論部分は鳥肌立ちました⚡⚡50周年記念盤はどうなったの? Maggie May♬ Dig It♬ の長尺版聞いてみたい(現行の数十秒でなくて)✿

  • たかしくん。 さん

    図書館で読んだ後、返すのが勿体なくなって(笑)改めて購入しました。この時期のビートルズは、本当に話が尽きない!そして、歴史にもし(IF)があるとしたら、例えば、ビートルズはもう数枚は傑作アルバムができたのでは?とか、色々考えてしまうんですよねえ。特に私は、昔々からジョージハリスン好きなので、これまた、もしあの曲がビートルズのこのアルバムで取り上げられていれば?と数限りない判官びいきがございます。この本1冊だけで数々の妄想ができる私は、ある意味幸せ者かも!?

  • mawaji さん

    毎年何らかの記念の年のビートルズ、今年はLet It Beということで手にとった一冊は「OUR WORLD」への楽曲提供のビートルズ内でのコンペ説やLet It Beデモ・テイクの”Brother Malcom”の謎などコアな小ネタも満載でとても参考になります。Abbey Roadが最後を意識したアルバムではなかったという一文はちょっとグッとくるものがありました。F親方とは80年代に西新宿の海賊版屋さんですれ違っていた可能性もあるのかなあと思いつつ読了。一年延期になった来年の51周年イベントに期待シマス。

  • あっちゃんのパパ さん

    評価=4:解散までのゲットバックセッションの様子が生き生きと伝わってくる内容。この本では映画「ゲットバック」は、2020年に公開となっているが、今年の8月に延期になっているようだ。楽しみである。

  • 岬 さん

    内容、編集の仕方ともに、ブルーレイのGET BACKの副読本として最適。 メンバーとスタッフたちとのやり取りが最大の読みどころだと思うんだけど、マイケル・リンゼイ・ホッグがオネエ口調なのが謎。

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