藤子・F・不二雄「異色短編集」 2 小学館文庫

藤子・F・不二雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091920621
ISBN 10 : 4091920624
フォーマット
出版社
発行年月
1995年08月
日本
追加情報
:
16cm,278p

商品説明

藤子・F・不二雄の、ちょっと変わった味わいの作品を集めた異色短編集。SF的手法と鋭い風刺精神を存分に発揮し、大胆かつ繊細な構成で不可思議世界を描き出す。「藤子美学の世界」に、どっぷりと浸かれる作品集!

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 夢追人009 さん

    藤子・F・不二夫さんが「SFマガジン」「ビッグコミック」の大人漫画誌に発表したSF漫画作品集ですね。そうですね、本書の作品は大人の世界だからと言っても少しもエロくなく著者の性格からか生真面目その物で老いからくる苦悩や暗い未来の展望を取り上げたあまりにマジメ過ぎるオチが最後に待ち受けるほろ苦い作品集になっていますね。シリアス過ぎて笑えませんが大人の乾いたクールな話がお好きな方には楽しめる作品集ですよ。『定年退食』お爺さんが朝の食卓で塩コーヒーを飲み冬に備えて食べ残しを保存パックにしてくれと頼んで散歩に出る。

  • リッツ さん

    え?このタイトルでF先生のほう?と驚きました。黒のA、白のFじゃなかったっけ?と気になったので買って帰りました。なるほど〜、この感じ納得です。平凡な人々に起こるミラクルに社会批判や虚無感をも織り交ぜてユーモラスに少し哀しく…作者の顔が見えて来ました。同シリーズ?のミノタウロスの皿が記憶を刺激。昔読んだと思うんですが、探して読みたいと思いました。

  • まるほ さん

    以前に第1集である『ミノタウロスの皿』を読み、久々にこの機会にと、図書館で続巻を取り寄せてみました。初出は1972〜76年。全13編。▼この巻に含まれている作品には、藤子不二雄A先生を想わせるブラックなオチとなる話もあり、興味深い。また原作として関わっている『ロミオとジュリエット』の藤子・F・不二雄版は、なるほどそう料理するのね、という仕上がり。▼『ドラえもん』とはちょっとテイストが異なる、大人の読者を想定したビターな作品集。

  • KI さん

    おかしいのは自分なのか、それとも世界なのか。

  • はふ さん

    藤子・F・不二雄の漫画短編集。ブラックユーモア溢れる作品が楽しめる。ドラえもんの作者なので、子供向けの作品を多く書いているイメージからは想像の出来ない数々の作品を楽しむことができる。(元々ドラえもんも子ども向けではなかったのか?) 特に印象に残ってる作品は、「定年退食」と「気楽に殺ろうよ」だ。前者は、自分たちに訪れる未来として可能性がゼロではないため、未来を想像しながら、読み住めることができた。後者は、人間の欲や社会性の根本、常識を再考するきっかけになり、深い洞察を得られる作品である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

藤子・F・不二雄に関連するトピックス

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品