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Dx型ディスレクシアな僕の人生

藤堂高直

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784072812754
ISBN 10 : 4072812757
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

10人に1人とも言われる、「読む」「書く」の困難を抱くディスレクシア。この困難を乗り越え、建築家としての道を切り開き、世界に羽ばたいていく、28歳・学習障害青年の記録。

【著者紹介】
藤堂高直 : 1983年、東京生まれ。中高一貫の全寮制中学に入学するが、高校からイギリスに留学。現地の語学学校時代にディスレクシアと診断される。ケンブリッジ・アート・アンド・サイエンシズ(高校)を経て、世界最古の建築専門大学AAスクールで学び、卒業後は建築家としてのキャリアを積み重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • くるぶしふくらはぎ

    ノンフィクション。タイトル通り「建築家として自分の道を切り開いた28歳・学習障害青年の記録」と帯にあるように、幼少期、学齢期、日本の学校で苦労し、英国に渡り自分に合った支援に出会い大きく深呼吸できたこと、建築家への道半ばで日本で就職したがそこで再び壁にぶち当たり、再び英国へ渡った歩み。藤堂高直さんと関わった友人など身近な人たちのコメントも挟みながら、彼の人生だけではなく、ディスレクシアを立体的に理解できる構成となっている。ちなみに、著者は名前の印象通り、藤堂高虎の血筋の方です。

  • Noriko

    ディスレクシアという言葉を少し前に知って、もう少し詳しくなれるかなと思い手に取った。簡単な文字の読み書きさえ、いつまで経っても身に付かず苦労する子、「出来なくて困ってるのに何で復習しないんだろう」とこちらが感じてしまうのを、「ディスレクシアかもしれない」と思うことでもどかしさやイライラを逃がす道が見つかったように思う。認知度が低く、本人のせいにされてしまうことが多いのはとても息苦しい。日本では12人に1人の割合でいるかもしれないということで、筆者が言うように身近な個性だというのが印象深かった。

  • ぽけっとももんが

    「模倣犯」に出てきた高井和明がディスレクシアだった。彼は真面目で努力家なのに、頭が悪いと誤解され馬鹿にされ、結局悲劇に巻き込まれたのだけれども。さて、実際ディスレクシアのひとは10人に一人、とこの本にはある。程度問題はあれども人の脳はそれぞれで、テストなどではその人の才能を計りきれないということだ。自分基準でしか見られないことなので本当に理解するのは難しくとも、そういう人もいる、それも多分想像よりずっと多く、ということを知る人が増えることが、今より住みやすい社会を作るのだろうと思う。

  • shiori

    私と同じ歳の建築家。学生の時の授業で彼が出ている番組を見てから気になっていたので読んでみました。多様性を認め合う環境であれば特別な支援がなくても本人は生きやすいのだなと実感。あくまでも個人の感想として受け止めたほうがいいかなという部分も多かったですが、興味深かったです。

  • mita

    10人に1人

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