科学技術社会論の挑戦 3 「つなぐ」「こえる」「動く」の方法論

藤垣裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130643139
ISBN 10 : 4130643134
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;22

内容詳細

さまざまな学問が交差し、STSを作り上げる。科学技術と社会、研究者と市民の間を「つなぎ」、学問分野や組織の壁を「こえ」、課題を解決し、今後の問題を防ぐために、STSはどう「動く」のか。具体例を交え、さまざまな方法論を紹介する。刺激に満ちたシリーズ全3巻完結。

目次 : 第1章 科学計量学/ 第2章 先端科学技術の質的研究法/ 第3章 ラボラトリー・スタディーズ/ 第4章 市民参加型ワークショップの設計/ 第5章 科学技術の人類学―多様化する「科学技術の民族誌」/ 第6章 科学史とSTSの接点/ 第7章 科学哲学の方法/ 第8章 技術哲学と技術者倫理/ 第9章 科学社会学の方法/ 第10章 言葉とモノ―STSの基礎理論

【著者紹介】
藤垣裕子 : 東京大学大学院総合文化研究科教授

小林傳司 : 大阪大学名誉教授・JST社会技術研究開発センター上席フェロー

塚原修一 : 関西国際大学教育学部客員教授

平田光司 : 高エネルギー加速器研究機構特別教授

中島秀人 : 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 無重力蜜柑 さん

    1巻は読んだが2巻より面白そうだったので先にこちら。方法論別に全10章という感じだが1巻との違いは曖昧。ガチガチの量的研究からいかにも人文系なテクスト批判まで多様。STSの本当に最先端の議論が総覧できるのが良い。以下章別に。「科学計量学」:引用分析やIFなどを用いたまさに量的メタ科学。米国の科学政策に合わせてデータ構築からモデル構築へと進んだこと、IFや大学ランキングなどの分野内概念が科学者も含む素人に誤解、乱用されていることなど。残念ながら日本ではほぼ機能してない分野と思われる,

  • mashi さん

    個々のトピックについてもう少し具体的なことを知りたかったな。

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