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「よりよい生存」 ウェルビーイング のための人間学 場所・関係・時間のつくる生(仮)生存科学叢書

藤原成一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535587502
ISBN 10 : 4535587507
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan

Content Description

「ウェルビーイング学」とはなにか?ユートピアとか幸福学を志向するのでなく、いかに生きるか、よりよい生とはどういう生で、それはどうすれば実践しうるか…よりよい人生の思索と対策は、究極の「人間学」であり、異質なものが関係し合って開ける楽しみある「生存学」です。(“終”より抜粋・改変)。

目次 : 緒 よく生きるということ/ 第1部 個としてのウェルビーイング(ケア―他者とともに生きる作法/ 老人訓―伝統的ウェルビーイング法/ 辞世―クオリティ・オブ・ライフの証言/ あそぶ・あそばせる―凹型人生知のすすめ)/ 第2部 場所と関係のつくるウェルビーイング(生活世界を創る場所、コンパクト・シティ/ 健康な関係を育むウェルビーイング/ 演劇型社会関係資本が培うウェルビーイング/ 都市環境がウェルビーイングをみちびく)/ 終 ウェルビーイングのための生存学

【著者紹介】
藤原成一 : 1937年兵庫県生まれ。東京大学文学部卒。日本大学藝術学部教授。表象文化・表現文化論、日本文化・文学研究を講述。2017年退休。生存科学研究所常務理事。著作活動では一貫して、人間の生きかた、生の質、生存の構造を、個人と集合体の両面から、もっぱら環境や社会、芸術芸能や文芸、思想や宗教を通して考究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 吉田裕子

    この書名から期待される内容は、ウェルビーイングとはどういう概念なのか、それがどう研究され、どう世間に受容・実践されているのか、組織や個人においてどう取り入れていくか、といったことであろう。残念ながら、本書にはいずれも登場しない。 西田幾多郎や宮沢賢治、寅さんなど、具体的な例を引きながら、著者の、生き方等についての私見が述べられるのみである。どちらかと言えば、哲学や民俗学に近い。最初からそう割り切って読めば、興味深く読める部分もありそうだが、読みやすい文章ではない。このタイトルを付けた出版社への恨みが深い。

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