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教師という生き方

藤原友和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491054179
ISBN 10 : 4491054177
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どうにもならないことはそれほどない。
私の苦しかったときの話が、あなたの役に立つかもしれない。
一人の教師の「生き様」から学ぶ。

<本書の概要>
教師人生でどこにつまずき、どう乗り越えるのか。
教師力はどのような成長曲線を描き、どこへ向かうのか。
あなたの教師人生の行く末を考えるヒントを見つけてほしい。
変化の激しい時代に適応して、あなただけの教師人生を手に入れる。

<本書からわかること>
1.教師のライフコース
教師人生にはどういうコースがあるのだろうか。
そして、人はどのように成長していくのだろうか。

毎日が輝いて見える「今」
手応えを感じ始めた「今」
目の前の壁の高さに戸惑う「今」
難解な課題で手がいっぱいの「今」
先が見えなくて不安を抱える「今」

いろんな「今」があって、教師人生は進んでいきます。
必要なのは「答え」ではなく「ヒント」なのかもしれません。
そして、教育書でよくあるハウツーでは解決できないことがあります。
誰かの教師人生を知ることで、あなただけの「道」を見つけることができます。


2.教師としての到達点
毎日毎日、子どもと向き合い、授業授業授業の日々―。
そんな日々奮闘する先に、どんな世界が待っているのか。
いや、そもそも教師としての到達点なんてあるのだろうか。

本書では、そんな「大きな問い」を投げかけてスタートしました。
「どれだけ研鑽しても、子どもの目線で膝をつき、床と仲よくなるしかない」
という、研鑽に研鑽を重ねてきた著者の「境地」が伝わる内容になっています。

(本文より)
私の教師としての成長曲線は、でこぼこ、ジグザグのまま、特に右肩上がりではないけれど、できることやわかることが増えていく。調子に乗って失敗して、落ちる。また上る。調子に乗って落ちる。この繰り返しでした。だから力をつけてきたというよりも、「適応してきた」という言葉が正しい。膝をすりむきながら、適応してきたという感じがしています。



私の場合、最初に中学校で4年間勤め、それから小学校に移ったので、順調に階段を一段一段上るようにして今の自分になったというよりは、いくつかの断絶というか、危機的な状況があり、それまで正解だと思っていたことが通用しなくなったことが何回かありました。そのときにどうしたらいいのだろうと考え、変えていき、今になるということです。


<こんな先生におすすめ>
・教師人生に悩みを抱える先生
・教師の力量形成に関心の高い先生
・ノンフィクションで教師人生を体験したい先生
・教育書のハウツー本では物足りないと思っている先生

【著者紹介】
藤原友和 : 北海道公立小学校教諭。1977年北海道函館市生まれ。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。教師力BRUSH‐UPセミナー、函館市国語教育研究会、同道徳研究会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しんえい

    教員2年目の夏、ご縁があって大阪の小学校で藤原先生とお会いした。実は僕も函館出身なんです、と言ったら「じゃあ今度帰省してきた時には声かけてよ」的なことをおっしゃってくださり、それを信じた自分はその年末に函館に帰省した際本当に「飲みましょ!」と連絡をした。藤原先生は快諾してくださった。そこで色々なお話を聞くことができた。その時から私の中で藤原先生は、「広い視野を持ちながら地に足のついた実践をされる偉大な先生」として崇拝の対象になった(笑)。そんな藤原先生のお人柄が伝わってくる1冊。読むと心がじんわり温まる。

  • 家主

    89A 自分は井の中の蛙だと思い知らされる本。自分もまぁまぁよくやっていると思い込んでいて、周りの先生からちやほや褒められて、天狗になっている時に読むと、身が引き締まる。序盤は、研究に全身全霊を注ぎ、「ことのは」にどっぷり浸かって勉強する姿が書かれている。自分には無理だな、と思ったところで、お子さんが障害を持って産まれてきたという話。自分には無理だなんて、簡単に言い訳しようとした自分に、待ったがかかる。後半も気になる記述色々。月1回のビブリオバトルを2年間続けたとか、調べる学習コンクールとか。すごい先生だ

  • かるー

    教師のライフヒストリーを綴った本はいくつも拝読してきたが、藤原先生の教育観や仕事観は自分に一番しっくりくるものだった。自己研鑽教材研究を桁違いにされているだろうから、私がいうのもおこがましいが、こういう教師が自分のゴールなんだと感じた。

  • てらぐっちー

    ★★★★✩ 力量形成にはとりあえず圧倒的な量。そして、行動力。行動しているからこそ出会いに恵まれる。あるとき、量が質に変わっていく。本書を読んでいてそんなことを感じた。

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