陸海軍戦史に学ぶ負ける組織と日本人 集英社新書

藤井非三四

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087204575
ISBN 10 : 408720457X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年08月
日本
追加情報
:
18cm,238p

内容詳細

軍事予算や装備の質・量では世界第4位の軍事大国であるにも関わらず、指揮官が不在である日本。日本の集団組織は、なぜ歴史を生かせないのか。旧陸海軍の集団行動を詳細に分析し、日本の組織の今日的欠陥を探る。

【著者紹介】
藤井非三四 : 1950年、神奈川県生まれ。72年、中央大学法学部卒。74年、国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了。財団法人斯文会、出版社勤務の後、出版プロダクション「FEP」設立。同社代表取締役。日本陸軍史、朝鮮戦争史を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    2008年の書。雑誌「軍事研究」に連載されていた「少し斜めから見た戦史」を集めたもので、『失敗の本質』的な本を期待するとちょっと肩透かし。戦史の専門家のようで、エピソードには興味深い話もあったが、最後に現在の自衛隊とか防衛政策につなぐあたりに牽強付会なものを感じてしまった。またちょっと半端な知識も目につく。特に季節と戦争の時期のところで、緯度と低温を単純につないで論じるが、気候を学んだ者からするとちょっとねぇ。日本の米自給が昭和53(1978)年という間違いもあったり(1967年とすることが一般的)。

  • もりやまたけよし さん

    戦前の日本の諜報組織が意外と優秀だったとは目からうろこ。全体的には陸軍海軍を色々とけなしているところはいまいち納得できなかった。どうやればよかったなんて、歴史のもしもと同じでだれも分かりはしないと思う。

  • nnpusnsn1945 さん

    日本軍について、両極端な意見が多いが、本書はバランスのとれた記述である。平易な文体で読み返しやすい。体罰や、郷土部隊、人事問題も興味深い。情報能力はあれど、せっかく得た物は活かされず、防諜も稚拙であった。米英は日本の情報がかなりわかっていたようだ。

  • ごいんきょ さん

    私にとって今までにない視点でした。 これまでの見方を見直したいと思います。

  • CTC さん

    08年集英社新書、もとは月刊誌『軍事研究』の連載。例の藤井非三四氏の著作で、この夏の増刷で5刷とのこと、著者の本で最も売れているものだろう。さて内容はタイトルが想起させるようなビジネス応用ニーズに応える組織論というより、ストレートに昭和陸海軍の過ちを考察するものだ。但し独特で論理的に問題を探る視座は、新鮮に映るものもあるかもしれない。著者の殆どの著作は光人社刊で、その“著者略歴”は数行、まるで謎の人だった(そして同社は参考文献を記さない)。本書の著者略歴だけでも価値があったな(参考文献もキチンと掲載)。

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藤井非三四

軍事史研究家。1950年、神奈川県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了(朝鮮現代史専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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