メンデルスゾーンの形而上学 また一つの哲学史 立正大学大学院文学研究科研究叢書

藤井良彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798914084
ISBN 10 : 4798914088
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
326p;22

内容詳細

脱「講壇哲学」者が示す「哲学する自由」。カントやレッシングの友人で、神の存在証明に関する著作等、顕著な業績を挙げながら、生涯工場に勤め続け「一度も大学に行ったことがない」メンデルスゾーンは、哲学が大学人の専有物ではなく、全ての人に開かれた知であることを如実に示す研究者である。本書はこの在野哲学者の全てを、主著『朝の時間』はじめ詳細に論考した日本初の研究であり、大学人即ち「講壇哲学」全盛のわが国に「哲学する自由」の意義を伝える、渾身の労作である。

目次 : 序論/ 第1章 メンデルスゾーンの「懸賞論文」(1762年)/ 第2章 カントの『証明根拠』に関する書評(1764年)/ 第3章 ヘルツ宛の手紙(1778年)/ 第4章 メンデルスゾーンのスピノザ解釈/ 第5章 『朝の時間』(1785年)/ 第6章 『朝の時間』第五講〜第七講/ 第7章 『朝の時間』第八講〜第十二講/ 第8章 『朝の時間』第十三講〜第十五講/ 第9章 『朝の時間』第十六講〜第十七講/ 結論

【著者紹介】
藤井良彦 : 1984年生。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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藤井良彦

1984年生。文学博士。著書に『メンデルスゾーンの形而上学―また一つの哲学史―』(東進堂、2017年)、論文に「学なき学校教育、公の理念なき公教育―在野学の立場から今「不登校」を問う―」(『在野学の冒険―知と経験の織りなす想像力の空間へ―』磯川全次編、山本義隆、高岡健、芹沢俊介他、批評社、2016年

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