Books

メランコリーのゆくえ フロイトの欲動論からクラインの対象関係論へ

藤井あゆみ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801004191
ISBN 10 : 4801004199
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan

Content Description

フロイトに欲動論の更新を迫り、クラインの対象関係論に寄与したメランコリー研究。その理論的変遷を、アーブラハムとラドーを介すことで初めて克明に描出し、メランコリーを昇華へと導く理路を拓く。

目次 : 序論(研究動機および目的/ 先行研究の整理 ほか)/ 第1章 欲動の対象から内的対象へ―メランコリー論を契機とした超自我形成説の展開(フロイトの対象概念/ アーブラハムの対象概念 ほか)/ 第2章 超自我の攻撃性―罪責感と死の不安(フロイトの原父殺害神話/ アーブラハムの「口唇サディズム」革命と原気分変調論 ほか)/ 第3章 メランコリーの治癒―昇華と創造(フロイトの昇華論とフモール論/ アーブラハムのメランコリー諸論における昇華と治癒の展望 ほか)/ 結論/ 補論 丸井清泰のメランコリー論―日本の精神医学における精神分析理論の初期受容

【著者紹介】
藤井あゆみ : 1980年、大阪に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専門は医学思想史、とりわけ精神分析運動史。現在、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部嘱託講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items