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北斎漫画 Vol.1

葛飾北斎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861522802
ISBN 10 : 4861522803
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代より遡ること200年。江戸末期刊行の歴史的ロングセラー、「北斎漫画」を文庫サイズに再編集したシリーズ。第1巻は「江戸百態」として、市井に暮らす人々の姿や風俗など、江戸の日常を描いた図版を総集。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まふ

    北斎のベストセラー「北斎漫画」全15巻(1814〜1878)のピックップ版全3巻の第1巻目。「人物絵鑑」「日常茶飯」「動態活写「百具百景」に分けて江戸市民のほぼあらゆる人物、職業の姿とポーズ、表情を自由奔放なマンガ、スケッチ、想像画等で書きまくる。見るほどに面白く、何度も見返す。西欧におけるジャポニズムの契機となった重要作品であり、楽しく飽きない。浮世絵「富士山」「波」も素晴らしいが漫画こそ彼の真骨頂であると思う。第2巻「森羅万象」第3巻「奇想天外」も楽しみだ。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    庶民の生活や道具の使い方を描きながらも絵のお手本帖でもあった北斎漫画。当時の江戸時代では一巻完結の予定を覆し、15巻も続いた大ベストセラーだったそうな。崩し文字は読めなかったものが多かったけど、絵がそれを補ってくれるので大丈夫!何より、一筆描きで書いたかのような人間像が凄すぎる!本当に息をするように絵を描き続けた人だったんだな、北斎って。また、北斎の絵を見ると自然と脳内でアテレコが流れるのが不思議でもあり、同時に楽しくもあり。鳥居の様式も多様なのも初めて知りました。ありふれたものでも好奇心と観察って大事。

  • greenish 🌿

    描きも描いたり!970頁、およそ4000画。葛飾北斎の全てが詰まった絵手本三部作。第1巻《江戸百態》  ---江戸時代の「漫画」とは「漫然と描く=筆のおもむくままに描く」という意味だそう。葛飾北斎と言えば、「富嶽三十六景」のダイナミックな浮世絵を思い浮かべますが、そうした大作を描くための幹にもなった絵手本。江戸の人々の姿や暮らしぶり、風景や道具。ありとあらゆるモノを描ききった北斎さん、天晴れです! ちょっとした動作でも、筋肉の動きがありありと伝わるし、長屋の人々の笑い声までが聴こえてきそうです。

  • Ayumi Katayama

    先日の読書で『北斎漫画』なるものがあるのを知ったが、図書館で見つけた。変な顔妙な姿態変わった情景。江戸時代、庶民の生活を写し取ったのが北斎漫画だ。大小二本の刀を差した侍が厠にいる絵。厠に相合い傘の落書きがあるのがおかしい。北斎とは、改名すること三〇回、転居九十三回におよぶそうだ。流派様式伝統どれにも縛られることなく描き続けた画業七〇年。北斎漫画とは「北斎の持っていた引き出しの何もかもが視られるもの」であり「北斎が目にしたものすべてと言っていい、江戸時代の風俗を余すところなく知る手だてでもある」のだそうだ。

  • 白黒豆黄昏ぞんび

    夥しい数の絵(イラスト?)です。人物画は今にも動きだしそうな躍動感があって、江戸の庶民の生活が活き活きと伝わってきます。表情も面白い。人から道具、風景や建物など、なんでも描ける人だったんだなあ。見てて楽しくなる。

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