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国鉄改革の真実 「宮廷革命」と「啓蒙運動」

葛西敬之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120038495
ISBN 10 : 4120038491
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2007
Japan

Content Description

国鉄分割民営化の闘いとは、一体何であったのか。「宮廷革命」と社員・国民への「啓蒙運動」の側面を持った国鉄改革の全貌を描き出し、JR東海の経営実態と今後を明らかにする。

【著者紹介】
葛西敬之 : 東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長。1940(昭和15)年生まれ。1963(昭和38)年、東京大学法学部卒業後日本国有鉄道入社。1967(昭和42)年、米国ウィスコンシン大学に留学し、経済学修士号取得。1987(昭和62)年、東海旅客鉄道発足と同時に、取締役総合企画本部長に就任。常務取締役などを経て、1995(平成7)年、同社代表取締役社長。2004(平成16)年より現職。2005(平成17)年、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、2006(平成18)年、国家公安委員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kotte

    国鉄分割民営化は労務、雇用問題として捉えていました。しかし、本書で葛西さんが資産分割の矛盾に言及しているように、巨大な国鉄資産の配分についてのせめぎ合いがあったんですね。国鉄分割民営化の違った一面が見えて興味深かったです。

  • とみやん📖

    読み応えのある一冊。 かねてより、国鉄分社民営化の背景、顛末、効果、そしてそれに携わった人たちの苦労や舞台裏を知りたいと思っていた。間違いなく、昭和の末期の国政における最大の歴史的出来事だから。 6万人超の雇用問題、政治と労働組合の介入による歪んだ経営とそれに伴う37兆円の債務、分割に伴う財産分割。社会党を支えた総評の崩壊。中曽根康弘、三塚博、橋本龍太郎、金丸信、瀬島龍三と懐かしい面々が登場し、昭和末期の激動がリアルな説明で活劇のように感じられる。多くの歴史の教訓を示す貴重な記録だと思う。

  • キミ兄

    葛西氏の我田引水が凄い。東日本に行けなかった恨み節が凄い。西日本のこき降ろしが凄い。でも民営化の際の財務状況についてはこの本の右に出る本はないのでは。バブル崩壊直前に見事に処理しましたね。読み応え抜群でした。☆☆☆☆。

  • 新空调硬座普快卧

    国鉄分割民営化の内面を記している。ただ、本書中でときに批判的に言及される、著者と同じ「国鉄改革三人組」である井手正敬や松田昌士の側からの発信も無ければ、真に客観的な歴史の検証には堪えないと思われる。後になって第三者の執筆で出た『昭和解体』も、ソースの大半は葛西によっているようにおもわれ、この点は残された課題であるし、関係者の年齢を考えると残された時間も長くはないように考えられる。

  • すのす

    原子力損害賠償支援機構の本を読んだ後、漠然と国鉄改革に興味があったが、業務で少し触れたこともあり、今般買って読了。債務整理・資産分割と労務対策がかなりの比重を占めているほか、国鉄改革関連法の審議の様子も少し触れられているのがいい。労務対策は、特にまだ組合華やかなりし頃(?)なので、今とは違った緊張感。インフラ事業は、道路、郵政のように民営化ですったもんだしたり、JALのように破綻再生したりと、その公共性や金・規模等の大きさゆえの難しさや奥深さがあることを再認識した。

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