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木ぼりのオオカミ

萱野茂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338010160
ISBN 10 : 4338010169
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

    著者・萱野茂さんは日本語とアイヌ語のバイリンガル。ウエペケレ(民話)によるお話。石狩川に住む3人家族の家に泊めてもらった若者、彼らの様子がおかしい事に気付く。そっと家を出ると見た事もない様な美しい女性が子どもを抱いて座っていた。毎晩熊が襲って来るので木彫りの狼をお守りにしていると言う。しかし、実はそれは熊の神でその女性が好きで毎晩会いに来ているのであった。。。

  • モリー

    私の実家には、父が北海道土産として買って来た木彫りの熊が長いこと飾られていました。しかし、二代目の熊にその座を奪われてしました。その後、三代目の熊がウイスキーの瓶を抱いてやって来ました。一代目の熊は全身に細かい筋が刻まれ、荒々しい表情で本当に魂が入っているようでした。子供の私にはに恐ろしく感じられるほどでした。アイヌの民話、木彫りのオオカミに守られた若い女性とその子供の話を読み、木彫りの熊を思い出しました。今にしての思えば、一代目の熊にはアイヌの神が宿っていたような気がします。

  • かおりんご

    絵本。オオカミは、いいカムイなんだね。読み聞かせるには、ある程度のアイヌ情報が必要かも。家に入るときのルールを知っていた方が楽しめる。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    アイヌの民話。アイヌの人々は、自分の手で作った四つ足がついて頭のあるものは全て魂が入っていると信じています。兄が妹に作った小さな木彫りのおおかみのお守りが、妹を救ったのは魂が入っているからですね。人妻に横恋慕してしまったクマでさえも罰せられるもカムイとして神の国へ返す、対等のようで崇めている文化そのものが描かれています。

  • 海(カイ)

    【図書館】最後の良くないことをした熊でも、魂を丁寧に神の国へかえしてあげるというところが、素晴らしいなと思った。

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