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死刑と日本人

菊田幸一 (法学者)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861828997
ISBN 10 : 4861828996
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

21世紀のいま、死刑は本当に必要なのか?長年、「死刑」問題にかかわってきた犯罪学・刑事政策論の第一人者による死刑の精神史。慎み深く、自己責任に敏感な日本人。罪を前に、死んで詫びる国民性。それゆえにか、先進国で唯一、完全に死刑制度を存置している。謝罪と自己責任、切腹、死刑…われわれの国民性はどこから生まれてきたのか?

目次 : 第1章 人間の歴史と死刑/ 第2章 日本における死刑の歴史/ 第3章 武士道という精神史/ 第4章 われわれは死刑を望む国民になった/ 第5章 死刑に犯罪抑止力はあるのか/ 第6章 本当に日本人は死刑を求めているのか/ 第7章 死刑廃止論としての終身刑/ 死刑をめぐる作品―文学は死刑をどのようにとらえ、いかに人間の苦悩を描いてきたか

【著者紹介】
菊田幸一 (法学者) : 1934年生まれ。1957年、中央大学法学部卒業。1964年、明治大学大学院博士課程修了。1963〜64年、カリフォルニア大学犯罪学部留学。大学院在学中より法務省法務総合研究所研究官補(1962〜67年)を経て、明治大学法学部教授(2004年定年退職)。現在、弁護士、明治大学名誉教授、法学博士(明治大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • どら猫さとっち

    日本は死刑をどのように受け入れられたか。その背景にある日本史においての、罪の意識と贖罪の在り方とは。そして死刑廃止はどのように展開していったか、本書で論じている。また死刑を扱った文学作品も紹介してある。死をもって罪を償うというのは、古来からあるものらしい。それは武士道精神につながるが、著者はそれを疑わしく思っている。存置派も廃止も、本書を読むことを薦めたい。

  • takao

    ふむ

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