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タイム・スリップ芥川賞 「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学入門

菊池良

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478109168
ISBN 10 : 4478109168
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

小説を読む前にわかる「あの本」の価値と「日本人の歴史」。100年を旅する“文学エンターテインメント”!!文学は、時をこえて会いにくる。

目次 : 第1章 石原慎太郎と太陽の季節/ 第2章 大江健三郎と戦後民主主義/ 第3章 中上健次と日本近代文学の完成/ 第4章 村上龍と近代化の終わり/ 第5章 80年代と視覚文化の氾濫/ 第6章 90年代と新しい小説家たち/ 第7章 芥川賞はいかに創設されたか/ 第8章 又吉直樹と日本文学の100年

【著者紹介】
菊池良 : 1987年生まれ。村上春樹や太宰治など100人以上の書き手を文体模写した『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(共著・宝島社)がシリーズ累計17万部。『芥川賞ぜんぶ読む』(宝島社)で1935年〜2018年までの芥川賞受賞作180作をすべて解説した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Carlos

    有名受賞者の解説、入門編。芥川賞作品はやはり若い世代の読者の方が心に刺さると思う。

  • りんご

    芥川龍之介と親交があった菊池寛。雑誌「文藝春秋」の生みの親。芥川が死んで、直木三十五も死んじゃってでらショック。人は死ぬ、でも文学は死なない、そうであってほしい。そんな気持ちで立ち上げた文学賞、ってことでオケ?多分この本は若者向けなので、取り上げられてる芥川賞作品は割と読みやすいやつじゃないかしら。赤瀬川さんの「父が消えた」をまずは読んでみよかいな。興味がつながって広がっていくなあ。

  • えも

    博士と少年がタイムマシンで、石原慎太郎以降の芥川賞作家のいる時代を巡るというポップな本▼何しろ作者は『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』の著者なので、軽くてすぐに読めちゃう本ながら、日本の純文学に対する熱い愛が伝わってきます。

  • 美東

    カバーのそでの「夜が訪れる限り、文学は死なない。」というキャッチコピーで始まり、316頁 「そのいとなみは、人類が破滅するまでつづくでしょう。これからもずっと。」という結語で締めくくられる。

  • 雲國斎

    図書館の新刊に並んでいたので読んでみた。文学好きの科学者が、知り合いの少年とタイムマシンに乗り込んで芥川賞をめぐる時空の旅へ。慎太郎の「太陽の季節」から健三郎、村上龍、綿矢りさなどを経て又吉直樹の「火花」まで、話題になった芥川賞作家と作品が紹介される。思わずへえーと言いたくなるエピソードが盛りだくさん!楽しめた!

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