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ISBN 10 : 4880734438
Content Description
菅野沖彦氏は、季刊『ステレオサウンド』誌の創刊2号(1967年)以来、四十数年の長きにわたり、オーディオ評論の第一人者として健筆をふるってこられた。合計すれば数千ページになるはずだが、その中から個別の試聴リポート以外の、特に菅野沖彦氏ならではの視点から考察・執筆された記事を厳選し、集大成した別冊が、この『菅野沖彦著作集』(上・下2巻構成)である。
その内訳は、昨年発売の<上巻>が、『ステレオサウンド』誌の創刊2号(初執筆、1967年春号)から82号(1987年春号)までに執筆された記事の中から厳選。本年3月末発売のこの<下巻>では、『ステレオサウンド』誌の92号(1989年秋号)から176号(2010年秋号)までに執筆された記事の中から、後世に残すべき魅力的なオーディオ機器への考察や、それを創出したつくり手の人となり、あるいはオーディオ界への提言などに関する文章を厳選し、収録している。そのいずれの文章にも、氏ならではのオーディオへの深い愛情が秘められ、かつ示唆にも富んでいる。ぜひ、手に取っていただき、ご一読をおすすめしたい。
目次
『菅野沖彦著作集<下巻>』 主な記事内容
※(初出誌)
●タンノイ/ウェストミンスター・ロイヤル徹底研究
(季刊『ステレオサウンド』誌No.92 1989 Autumn)
●究極の再生
〜真のオーディオの楽しみとは?
(季刊『ステレオサウンド』誌No.107 1993 Summer)
●システムデザインの愉悦
(季刊『ステレオサウンド』誌No.108 1993 Autumn)
●イギリス・オーディオ紀行
ハーベス/アラン・ショウの挑戦
(季刊『ステレオサウンド』誌No.111 1994 Summer)
●ソナス・ファベール
“ガルネリ・オマージュ”誕生
(季刊『ステレオサウンド』誌No.112 1994 Autumn)
●オーディオ・新スタイル
ミュージック・コンソレット宣言
(季刊『ステレオサウンド』誌No.113 1995 Winter)
●次世代スーパーCD待望論
(季刊『ステレオサウンド』誌No.114 1995 Spring)
●偉大なるスピーカーの新旧を聴く
〜タンノイ・キングダム/ウェストミンスター・ロイヤル
(季刊『ステレオサウンド』誌No.122 1997 Spring)
●現代プリアンプの世界
(季刊『ステレオサウンド』誌No.123 1997 Summer)
●不滅の象徴。伝説の王の名をもつ超大型機登場
アヴァロン/オザイラス
(季刊『ステレオサウンド』誌No.124 1997 Autumn)
●ハイエンドオーディオスピリット
(季刊『ステレオサウンド』誌No.130 1999 Spring)
●オーディオは人なり
〜フランコ・セルブリンとその作品
(季刊『ステレオサウンド』誌No.132 1999 Autumn)
●D/Dコンバーターがもたらす
CDサウンドのあらたなる可能性
(季刊『ステレオサウンド』誌No.136 2000 Autumn)
●マイオーディオを語る
〜可能性を探し続ける彷徨
(季刊『ステレオサウンド』誌No.138 2001 Spring)
●マイ・サウンド
〜自分好みのサウンドシステムに挑む
(季刊『ステレオサウンド』誌No.142 2002 Spring)
●音を描く10のキーワード
〜《音触》《音のヌケ》
(季刊『ステレオサウンド』誌No.144 2002 Autumn)
●[感動]が鳴るサウンドシステム
(季刊『ステレオサウンド』誌No.147 2003 Summer)
●アバンギャルド/Trio+6 Basshorn
(季刊『ステレオサウンド』誌No.147 2003 Summer)
●オーディオの魅力、コンポーネントの魔力
(季刊『ステレオサウンド』誌No.148 2003 Autumn)
●ソナス・ファベール/Stradivari Homage
〜ヴァイオリン製作者に捧げたオマージュ・シリーズ究極の作品
(季刊『ステレオサウンド』誌No.151 2004 Summer)
●DDDユニット導入記
〜出会いの感動、そして「縁」
(季刊『ステレオサウンド』誌No.152 2004 Autumn)
●エラック/4PI Plus.2導入記
〜私を感動させ熱中させる理想の音
(季刊『ステレオサウンド』誌No.155 2005 Summer)
●巻頭言=音の判断
(季刊『ステレオサウンド』誌No.154 2005 Spring)
●巻頭言=音量の大切さ
(季刊『ステレオサウンド』誌No.155 2005 Summer)
●巻頭言=レコードの虚像と実像
(季刊『ステレオサウンド』誌No.156 2005 Autumn)
●巻頭言=オーディオ固有美
(季刊『ステレオサウンド』誌No.158 2006 Spring)
●巻頭言=現代オーディオの音
(季刊『ステレオサウンド』誌No.159 2006 Summer)
●心躍らす音
〜いま私を夢中にさせる魅惑のコンポーネント&ディスク
(季刊『ステレオサウンド』誌No.158 2006 Spring)
●巻頭言=オーディオの魔力と音の判断力
(季刊『ステレオサウンド』誌No.161 2007 Winter)
●巻頭言=単純思考からの脱却
(季刊『ステレオサウンド』誌No.162 2007 Spring)
●巻頭言=オーディオ評論の理想と反省
(季刊『ステレオサウンド』誌No.163 2007 Summer)
●巻頭言=世界一の贅沢よりも贅沢な
(季刊『ステレオサウンド』誌No.164 2007 Autumn)
●巻頭言=レコーディングバイブル
(季刊『ステレオサウンド』誌No.166 2008 Spring)
●巻頭言=形と心
(季刊『ステレオサウンド』誌No.167 2008 Summer)
巻頭言=再生の無限の可能性
(季刊『ステレオサウンド』誌No.168 2008 Autumn)
他
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投稿日:2021/04/09 (金)
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