いまなぜ寺山修司か 盗作作家?覗きマニア? フィギュール彩

菅沼定憲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779170096
ISBN 10 : 4779170095
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
195p;19

内容詳細

寺山没して三十年。リアルタイムでは寺山を知らない世代が彼の言葉に感動しているという。一九七〇年代に著者は「興味ある日本の作家は誰?」と米国の映画・演劇・TVのクリエイターたちに取材した。一位三島、二位寺山、三位川端だった。日本ではまだまだメジャーではなかった寺山が二位だった。なぜ寺山なのか?その秘密はなにか?誠実で勉強家で情報収集に優れた寺山の魅力をユニークな視点で紹介。フェイス・トゥ・フェイスで交際した著者による新たな「寺山修司」像。

目次 : 「サヨナラ」は別れの言葉ではない/ 出会いはドラマ/ 盗作か借用か/ 結婚そして離婚/ マンハッタンにて/ 『ヘアー』東京公演の幻の台本/ 再びマンハッタンにて/ 覗き事件/ ロバート・ウィルスンが好き!/ ある対話/ 運動神経について/ 変身/ もう一度会いたい/ 帰ってきた寺山修司/ いまなぜ寺山修司なのか

【著者紹介】
菅沼定憲 : 1936年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。放送作家として「ヤング720」(TBS)「11PM」(NTV)等の構成台本を執筆。ほかに田原総一朗演出のドキュメンタリー番組の構成を担当。ラジオでは「ホンダ・イヴニング・ダイアリ」(TBS)の構成台本を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kokada_jnet さん

    評伝かと思って読んだが、散漫な思い出エッセイ集という感じ。著者は放送作家で、新宿ゴールデン街の常連客で、多くのアングラ有名人たちと「友人」だったよう。60年代の話でタモリが出てきたりするし、「信用できない語り手」そのもの。

  • hiratax さん

    親交のあった放送作家の回想録。真新しい話はないが、 自慢話モードでないのがいい。

  • ぷほは さん

    寺山と寺山を語る人の最大の違いは、後者の引用が下手すぎるように見えてしまうところだろう。同時代に生きていた人の貴重な証言かと思いきや、死後10年以上経ってから出版されたジャーナリストの評伝を堂々引用していて、げんなりさせられた。なるほどそれは盗作でも剽窃でもない正しい引用なんだろう。でも全然面白くないし人間としての寺山の魅力もちっとも伝わらない。そのくせ自分だけは作品ではなく人間寺山の魅力を語るなどという特権的な立ち位置にいることに気づきもしていないのだから呆れる。「三丁目の夕日」がまだ沈んでない人だね。

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