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ジェンダ-化される身体

荻野美穂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326652648
ISBN 10 : 4326652640
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2002
Japan

Content Description

ジェンダー二元論の規範の中で、“女”や“男”の身体はどのように生き、抵抗してきただろうか。生物学的宿命論もバトラー流の幻想論も拒否して“女”の身体にこだわる。

目次 : 序章 性差を持つ身体の構築/ 第1章 性差の歴史学―女性史の再生のために/ 第2章 産むも地獄、産まぬも地獄の…/ 第3章 身体史の射程―あるいは、何のために身体を語るのか/ 第4章 女の解剖学―近代的身体の成立/ 第5章 フェミニズムと生物学―ヴィクトリア時代の性差論/ 第6章 男の性と生殖―男性身体の語り方/ 第7章 子殺しの論理と倫理―ヨーロッパ社会史をもとに/ 第8章 「堕ちた女たち」―虚構と実像/ 第9章 性の衛生学―ヴィクトリア朝の買売春と性病/ 第10章 美と健康という病―ジェンダーと身体管理のオブセッション

【著者紹介】
荻野美穂 : 1945年中国青島生まれ。1987年奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程中退。人文科学博士。現在、大阪大学大学院文学研究科助教授/女性史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • S

    序章〜第六章を特に興味深く読んだ。女の身体という実在を起点にしているのもあってか、難しそうな顔(表紙)からは想像できなかった読みやすさがあった。女のからだの病理化、客観性の「信仰」あたりが興味深いし、アカデミックな知がいかに男性中心的なのか、また、その文脈に自らも巻き取られることの是非についても考えさせられる。(ベトナム出身?の女性が著者でディアスポラについてかなんかの本でそんなこと書いてた気がして読み直したい、のにタイトル忘れた)

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