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地域社会のつくり方 社会関係資本の醸成に向けた教育学からのアプローチ

荻野亮吾

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326603459
ISBN 10 : 4326603453
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

「限界集落」「無縁社会」「孤独・孤立」―現代社会が直面する様々な問題の処方箋として「コミュニティの再構築」に期待が寄せられている。だが、地域社会は誰によって、どのようにつくられるのか?社会教育の立場から、社会関係資本の醸成やコミュニティの再構築という課題に新たな視角を提示する。

目次 : 序章 地域社会と社会教育/ 第1章 地域社会の政策をめぐる問題/ 第2章 社会教育学の基本的構図と課題/ 第3章 「社会関係資本」論の応用可能性―社会教育学との接点/ 第4章 地域活動への「参加」を規定する要因の分析―「中間集団」の役割に着目して/ 第5章 地域活動を通じた社会関係資本の醸成過程―長野県飯田市を事例として/ 第6章 学校支援を通じた社会関係資本の再構築過程―大分県佐伯市を事例として/ 終章 地域社会のつくり方

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Bevel

    行政が地域社会の依存度を高めるという福祉国家の衰退という所与に対して、地域の社会ネットワークを組みなおすことで対応するという大筋は、物足りないところもあるけれど、中間集団への所属→社会的ネットワークの広がり→地域活動への参加というプロセスを事例に基づいてデータで論じているのは面白かった。公民館のような場所を作って、ミッションを与えて、人を配置すれば地域社会が作れるというのはかなり実践的な主張な気がして、このまま地域行政に持っていたら公民館の人を雇用するのではと素朴に思ってしまった。

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