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ストロベリーライフ 毎日文庫

Hiroshi Ogiwara

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620210285
ISBN 10 : 4620210285
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan

Content Description

農業なんてかっこ悪いと思っていた―父親が倒れ、やむなく家業の農業を手伝う恵介。両親は知らぬ間にイチゴの栽培にも手を出していた。農家を継ぐ気はないが目の前のイチゴをほうっておくことはできない。一方、東京においてきた「農業反対」の妻との間にミゾができ始め…富士山麓のイチゴ農家を舞台に、これからの農業、家族の姿をみずみずしく描き出す感動作。

【著者紹介】
荻原浩 : 1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業。広告製作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞、16年『海の見える理髪店』で直木三十五賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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主人公に似た感じの同僚にオススメしました...

投稿日:2021/07/04 (日)

主人公に似た感じの同僚にオススメしました。その彼は奈良県出身なので、イチゴ農家ありえるわーと言ってました。働き盛りで毛嫌いしていた農家を継ぐって大変そうですが、楽しそうで面白いです。

ゴロウ さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 相田うえお

    ★★★★☆20053【ストロベリーライフ (荻原 浩さん)】主人公の男性は、広告代理店を辞めてグラフィックデザイナーとして独立したものの、閑古鳥が鳴いているような状況。そんなときに田舎で苺農園を営む父親が倒れて入院。急遽、父の農園をなんとかせざるを得なくなり苺作りをやり始めるんです。自宅に妻と息子を残しまま。妻との関係は微妙になるし農園も大変。さて!みたいな流れの話です。読むと苺にちょっとだけ詳しくなった様な気がします。とてもこんな風に上手くいくとは思えませんがハッピーエンドで安心しました。🍓食いてー

  • まさきち

    ストーリーとしてはありふれた感じ。独立を果たしたデザイナーが仕事が来ずに悩んでいる、そんな時に実家で農業を営んでいた父親が倒れ、嫌っていた家業を手伝ううちにその魅力と可能性に気付いて歩みだす。しかし荻原さんらしい好転への展開とそれぞれのキャラクターに与えられた素敵な役割。さらに随所にちりばめられた語り部の素直なつぶやきのお陰で楽しみながら気持ちよくさせていただいての読了です。

  • ふう

    400nをほぼ一日で読み終えたのは、やはりおもしろかったから。そして、読みやすかったからですね。嫌がっていた農業、苺作りにのめり込んでいく主人公の心の動きや農業の大変さがひしひしと伝わってきて、これから苺を買うたびに「ありがとう」と言ってしまいそうです。親がどんな思いで仕事をしてきたか、親になってみないとわからないのかもしれません。家族のあり方、子どものかわいらしさなど荻原さんらしいなと思いましたが、なぜかちょっともの足りなさも覚えました。何か足りない。荻原さんらしい作品なのに荻原さんらしさが足りない…。

  • ゴルフ72

    あんなに嫌っていた農業なのに父が倒れたのをきっかけにその目指していたものがやっとわかった。農業の難しさを意外とさらっと書くも奥深い家族の愛や夫婦の絆、我が子との心の交流を荻原さんは今回もうまく表現している。恵介の美味しいイチゴが食べたい!晴れた日の冬の富士山が見たい!

  • 菜穂子

    三人姉妹のその下、末っ子男子の恵介は農家を継ぐことを拒み、自分の夢を追いって都会へ。広告代理店勤務から独立してグラフィックデザイン事務所を構えたが、仕事が下降の最中、父が脳梗塞で倒れた。あれほど嫌った農業だったが、イチゴを見捨てる訳には行かない一心で母や姉たちの手と、幼馴染の知識を頼りに、悪戦苦闘しながらイチゴ栽培に夢中になっていく。姉弟それぞれの家庭にトラブルを抱えてながらも、父と母の魂を受け継いだ恵介の農業は大勢の家族を巻き込んで夢を広げていく。出来すぎ感はあったが心から楽しみました。

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